Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:ACC-204
財務諸表論 II 飯田 律
選択  2単位
【観光経営】 18-1-1110-3744-014A

1. 授業の概要(ねらい)

 本講義では、企業の日々の取引を基に、複式簿記の理解と仕訳、残高試算表から財務諸表の作成と読み方について学びます。特に企業の財政状態を表す貸借対照表と経営成績を表す損益計算書について講義を進めていきます。

2.
授業の到達目標

 財務諸表のうち、最も基本的な貸借対照表と損益計算書の実践について学びます。貸借対照表と損益計算書の構造を理解し、実際の経済取引を通じた仕訳や計算問題ができるようになることを目標とします。

3.
成績評価の方法および基準

 授業の出席、授業への貢献度、小テスト、レポートによる総合評価。

4.
教科書・参考書

 岩﨑健久・平石智紀『レクチャー財務諸表論』(中央経済社)

5.
準備学修の内容

 講義の復習を中心に理解できるまで繰り返し学習してください。

6.
その他履修上の注意事項

 概念の理解だけでなく、実際の計算問題や仕訳を行うこと。財務諸表論Ⅰと合わせて履修することが望ましい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 イントロダクション
 経済取引と財務諸表
 簿記と財務諸表の関係
【第2回】
 貸借対照表の意義
 貸借対照表の作成と読み方
【第3回】
 損益計算書の意義
 損益計算書の作成と読み方
【第4回】
 キャッシュフロー計算書の意義
 キャッシュフロー計算書の作成と読み方
【第5回】
 会計基準について
【第6回】
 損益会計について
 時価会計について
【第7回】
 損益会計(収益と費用)に係る経済取引
【第8回】
 資産会計(総論、現金及び預金)に係る経済取引
 資産会計(売掛金等の営業債権)に係る経済取引
【第9回】
 資産会計(棚卸資産)に係る経済取引
 損益会計(売上原価)に係る経済取引
【第10回】
 資産会計(金銭債権、有価証券)に係る経済取引
【第11回】
 資産会計(固定資産、繰延資産)に係る経済取引
 損益会計(減価償却)に係る経済取引
【第12回】
 負債会計(総論)に係る経済取引
 負債会計(買掛金等の営業債務)に係る経済取引
【第13回】
 負債会計(金銭債務、引当金)に係る経済取引
【第14回】
 純資産会計(資本金、剰余金)に係る経済取引
【第15回】
 決算書を使った財務分析
 財務諸表論Ⅱの総まとめ