1. |
授業の概要(ねらい) |
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社会人になればコミニュケーション能力(特に双方向の口頭による伝達能力)が求められます。実務では、自ら調べ、熟考・資料を作成し、上司や顧客にプレゼンテーションを行い、質問や意見に相応の応答ができるようになることが必要になります。この一連の対応が不十分であれば、たとえ某トップ大学トップ学部でも「使えない」と見なされ、逆にプレゼンテーション能力が認められれば「有能な人材」という評価となります。1年という短い期間でありますが、当ゼミは学生が「有能な人材」になるために訓練することを主たる目的とします。
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2. |
授業の到達目標 |
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(1)グループ学習ならびにゼミ全体でのプレゼンテーション能力を、社会人1~2年生の「有能な人材」のレベルまで集中的に身に着ける。 (2)下記の教科書に加え、最新データの分析、日本経済新聞や経済誌などから最新情報を収集し討論の材料とすることができるようになる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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上記2の到達目標との相対評価。勿論、失敗による減点主義は決してとらず、積極的な参加度合いに基づく、加点主義に則って評価します。積極的な参加がみられなければ、不合格とします。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書: 中島真志『入門 企業金融論 ー基礎から学ぶ資金調達の仕組み』、 東洋経済新報社、2015年3月
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準備学修の内容 |
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各自もしくは小グループによるプレゼンテーション準備。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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・プレゼンテーションに向け、意欲的な姿勢でのぞんで欲しい。 ・春学期と同様の輪読、プレゼンテーション。 ・秋学期の教科書は実務的なので、現実の企業の資金調達事例を日経テレコンなどで調べ、発表に加えること。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 序章 企業金融とは何か 第1章 企業の資金需要 | 【第2回】 | 第2章 資金調達の形態
| 【第3回】 | 第3章 財務諸表の見方 | 【第4回】 | 第4章 キャッシュフロー | 【第5回】 | 第5章 借入金(1) | 【第6回】 | 第6章 借入金(2) | 【第7回】 | 第7章 第8章 借入金(3)(4) | 【第8回】 | 第9章 社債(1) | 【第9回】 | 第10章 社債(2) | 【第10回】 | 第11章 社債(3) | 【第11回】 | 第12章 株式(1) | 【第12回】 | 第13章 株式(2) | 【第13回】 | 第14章 アセット・ファイナンス | 【第14回】 | 第15章 ベンチャーファイナンス | 【第15回】 | ゼミ活動の感想、反省:各自スピーチ、講評 |
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