Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:INN-201
情報ネットワーク I 員  要鋒
選択  2単位
【観光経営】 18-1-1120-1965-035A

1. 授業の概要(ねらい)

 秋季の情報ネットワークⅡを合わせて一年間を通して、広く使われているオープンソースの汎用スクリプト言語であるPHPを用いて、ネットワークの構造とWebアプリケーションの設計・開発等の基本を学習する。
 PHP(Hypertext Preprocessor)は、特にWeb開発に適して、HTMLに埋め込むことができる。授業では、配布資料に従い、プログラムの作成・実行・画面確認等一連の流れを自ら操作する。簡単なWebアプリケーションを作成することを通じて、ネットワークの構造とWebアプリケーションの設計・開発等の基本を理解していく。そして、自分が設計している簡単な画面を作成できる能力を身に付ける。
 また、ソフトウェア開発用プログラミング言語は、様々なものがあるものの、それらの構造や書き方等には、共通する部分が非常に多い。一つのプログラミング言語を学べば、他のプログラミング言語には理解しやすくなることが多い。

2.
授業の到達目標

 ①ネットワークの構造を理解すること。
 ②Webアプリケーションの構造・設計・開発の基本方法を理解すること。
 ③簡単なWebアプリケーションを作成できること。

3.
成績評価の方法および基準

 授業中の提出物(70%)とテスト(30%)に基づいて評価する。

4.
教科書・参考書

 教科書は指定しないが、授業用資料は、Web File Server等を通して配布する。
 【参考書】
 ①『いちばんやさしいPHPの教本』第2版 柏岡 秀男著/池田 友子著 インプレス 第2版 (2017/5/25)
 ②『詳細!PHP 7+MySQL 入門ノート』 大重 美幸著 ソーテック社 (2016/7/1)
 ③『初めてのPHP』 David Sklar(著)、木下 哲也(翻訳) オライリージャパン (2017/3/18)
 その他の参考書は、授業中で指示。

5.
準備学修の内容

 自宅や大学などで日頃からコンピュータに慣れ親しんでおくことが望ましい。

6.
その他履修上の注意事項

 WEB開発とパソコンの基礎知識から学び始めるので、基礎知識がなくても受講できます。
 なお、課題の作成等のため、授業には、必ずUSB(空き容量4GB以上)を持って参加すること。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション・授業の進め方・開発環境の準備
【第2回】
 PHPが何ができるか・PHPの応用事例の紹介・アプリケーション開発の基本的な考え方
【第3回】
 PHPとHTMLとWEB開発の基本知識・PHP実行環境準備
【第4回】
 WEB開発の基本知識・PHP実行環境確認
【第5回】
 PHP基礎知識  演習① 簡単なHTML画面の作成と初めのPHP
【第6回】
 PHP基礎知識  演習② 変数・四則演算・制御構造の基本
【第7回】
 PHP基礎知識  演習③ 変数・四則演算・制御構造の応用
【第8回】
 PHP基礎知識  演習④ 関数・日付表示とその基本構造
【第9回】
 PHP基礎知識  演習⑤ 関数の基本構造と簡単な画面作成
【第10回】
 PHP基礎知識  演習⑥ 制御構造の基本と簡単な画面作成(入力フォーム)
【第11回】
 PHP基礎知識  演習⑦ 制御構造の基本と簡単な画面作成(入力フォームの拡張)
【第12回】
 PHP基礎知識  演習⑧ 関数・制御構造の基本と簡単な画面作成
【第13回】
 PHP基礎知識  演習⑨ 関数・制御構造の基本と簡単な画面作成
【第14回】
 復習と課題提出(小テスト形式)
【第15回】
 課題解説と総括(Webアプリケーション開発について)