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授業の概要(ねらい) |
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春期の情報ネットワークⅠを合わせて一年間を通して、広く使われているオープンソースの汎用スクリプト言語であるPHPを用いて、ネットワークの構造とWebアプリケーションの設計・開発等の基本を学習する。 PHP(Hypertext Preprocessor)は、特にWeb開発に適して、HTMLに埋め込むことができる。授業では、配布資料に従い、プログラムの作成・実行・画面確認等一連の流れを自ら操作する。簡単なWebアプリケーションを作成することを通じて、ネットワークの構造とWebアプリケーションの設計・開発等の基本を理解していく。そして、自分が設計している簡単な画面を作成できる能力を身に付ける。 また、ソフトウェア開発用プログラミング言語は、様々なものがあるものの、それらの構造や書き方等には、共通する部分が非常に多い。一つのプログラミング言語を学べば、他のプログラミング言語には理解しやすくなることが多い。
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2. |
授業の到達目標 |
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①ネットワークの構造を理解すること。 ②Webアプリケーションの構造・設計・開発の基本方法を理解すること。 ③簡単なWebアプリケーションを作成できること。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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授業中の提出物(70%)とテスト(30%)に基づいて評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書は指定しないが、授業用資料は、Web File Server等を通して配布する。 【参考書】 ①『いちばんやさしいPHPの教本』第2版 柏岡 秀男著/池田 友子著 インプレス 第2版 (2017/5/25) ②『詳細!PHP 7+MySQL 入門ノート』 大重 美幸著 ソーテック社 (2016/7/1) ③『初めてのPHP』 David Sklar(著)、木下 哲也(翻訳) オライリージャパン (2017/3/18) その他の参考書は、授業中指示。
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5. |
準備学修の内容 |
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自宅や大学などで日頃からコンピュータに慣れ親しんでおくことが望ましい。
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その他履修上の注意事項 |
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情報ネットワークIを基礎として授業を進行しているため、情報ネットワークⅡだけの履修はできない。 WEB開発とパソコンの基礎知識から学び始めるので、基礎知識がなくても受講できます。 なお、課題の作成等のため、授業には、必ずUSB(空き容量4GB以上)を持って参加すること。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション・前期復習・PHP応用 演習① 配列の応用 | 【第2回】 | PHP応用 演習② 名簿の表示と検索機能 | 【第3回】 | PHP応用 演習③ 名簿の表示と検索機能・画像表示 | 【第4回】 | PHP応用 演習④ アンケート画面作成 | 【第5回】 | PHP応用 演習⑤ アンケート画面作成 | 【第6回】 | PHP応用 演習⑥ アンケート画面作成・セッション機能(多画面応用) | 【第7回】 | PHP応用 演習⑦ アンケート画面作成・セッション機能(多画面応用)・入力値チェック等 | 【第8回】 | PHP応用 演習⑧ 画面入力値の保存(ファイルに書き込み)・ファイル操作 | 【第9回】 | PHP応用 演習⑨ 画面入力値の保存(ファイルに書き込み)・ファイル操作 | 【第10回】 | PHP応用 演習⑩ 画面入力値の保存(ファイルに書き込み)・データベースへ保存 | 【第11回】 | PHP応用 演習⑪ 画面入力値の保存(ファイルに書き込み)・データベースへ保存 | 【第12回】 | PHP応用 演習⑫ 画面入力値の保存(ファイルに書き込み)・データベースへ保存 | 【第13回】 | PHP応用 演習⑬ ファイルアップロード | 【第14回】 | 復習と課題提出(小テスト形式) | 【第15回】 | 課題解説と総括(Webアプリケーション開発について) |
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