Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:ACC-305
管理会計論 I 水守 理智
選択  2単位
【経済】 18-1-1120-4899-039A

1. 授業の概要(ねらい)

原価計算の基礎を学びます。ビジネスや社会において、コストとは何かということを理解し、より良くしていくことを提案するためのベースとして、原価計算の知識を身に着けてほしいと思っています。

管理会計論Ⅰでは、原価計算の対象となる費用の把握方法とシンプルな個別原価計算について学びます。

2.
授業の到達目標

①原価計算における費用の把握方法を理解する
②個別原価計算を理解する

3.
成績評価の方法および基準

 ほぼ、授業態度20%、定期試験の成績80%です。

4.
教科書・参考書

 教科書:高橋賢『テキスト原価会計』中央経済社
 参考書:日商簿記2級工業簿記の受験参考書

5.
準備学修の内容

 原価計算は内容が継続しており前回の授業の内容を理解していないと次の授業の内容を理解するのは困難です。従って、復習は必ずしてください。また、理解のためには計算問題を実際に解いてみることが必要です。

6.
その他履修上の注意事項

 簿記3級程度の知識が必要です。
 講義には電卓または携帯端末の計算アプリを持参することが望まれます。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 原価計算総論(意義と目的、原価概念)
【第2回】
 原価計算総論(手続きと工業簿記)
【第3回】
 材料費の計算(分類、記帳、取得価格)
【第4回】
 材料費の計算(消費価格の計算)
【第5回】
 労務費の計算(分類、記帳)
【第6回】
 労務費の計算(消費賃金の計算)
【第7回】
 経費の計算(分類と記帳)
【第8回】
 個別原価計算(意義と特徴)
【第9回】
 製造間接費の実際配賦
【第10回】
 製造間接費の予定配賦
【第11回】
 製造間接費予算
【第12回】
 単純個別原価計算
【第13回】
 部門別個別原価計算
【第14回】
 仕損費
【第15回】
 まとめ