Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:MAN-111
トラベルマネジメント論 栗木 敏男
選択  2単位
【現代ビジ】 18-1-1130-4902-047A

1. 授業の概要(ねらい)

2020年に東京オリンピック開催とともに、パラリンピックが開催され、障がいをもったアスリートの活躍が様々な場面やメディアで取り上げられ、障がい者の社会での活躍は日常的である。
そうした中、政府・地方自治体として、幅広い関係者の協力の下、誰もが安心して旅行を楽しむことができる環境を整備し、ユニバーサルツーリズムの普及・促進に取り組んでいる。本特論では、日本のユニバーサルツーリズムの現状と取り組み、バリアフリー・ユニバーサルデザインの考え方を学び、高齢者、障がい者、赤ちゃん連れ、ベビーカー、外国人旅行者など、一人でも多くの人が安心して旅行ができるために、課題などにつき、理解を深めていく。
なお、取り組みの実務・実態を学ぶため、外部講師を招くことがある。

2.
授業の到達目標

 ユニバーサルツーリズムを理解する上での専門用語、観光に関する知識を修得するとともに、現状を分析することでその考察力を身につける。

3.
成績評価の方法および基準

 中間・期末テストを実施し、累積成績によって評価する。それぞれ40%、60%とする。

4.
教科書・参考書

 テキストは使用しない。適宜資料を配付する。
 参考資料;観光庁HP「ユニバーサルツーリズムについて」に添付されている資料

5.
準備学修の内容

 上記参考資料を適宜読んでおくこと。

6.
その他履修上の注意事項

 社会に出てから応用に役立つよう、正しい基礎知識を身につけ、メディアなどで得られる情報を積極的に理解し、問題意識を持つよう期待する。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 イントロダクション
【第2回】
 ユニバーサルツーリズムの概要
【第3回】
 バリアフリー、ユニバーサルデザインについて
【第4回】
 旅行にとってのバリア1
【第5回】
航空業の取り組み
【第6回】
 旅行にとってのバリア2
【第7回】
 旅行にとってのバリア3
【第8回】
 中間まとめとテスト
【第9回】
 ユニバーサルデザイン
【第10回】
 ユニバーサルツーリズムの現状1
【第11回】
 ユニバーサルツーリズムの現状2
【第12回】
ユニバーサルツーリズムの現状3
【第13回】
 宿泊業の取り組み
【第14回】
 地域の取り組み
【第15回】
 まとめとテスト