Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:SEM-302
演習 II 吉岡 孝昭
必修  2単位
【観光経営】 18-1-1150-4678-010A

1. 授業の概要(ねらい)

 本演習Ⅱでは、演習Ⅰに引き続き、激動する国際政治経済分析を行いつつ、日本の中小企業の諸問題(事業承継、M&A、企業再生、事業再生、イノベーション、サプライチェーン、起業等)について総合的な研究を行います。
 なお、演習Ⅱでも、原則として、演習Ⅰに引き続き、タブレットPC(受講生1人1台)、プロジェクター等を活用したアクティブ・ラーニングで演習を進めます。
 また、外部講師を招聘し、学生の理解深耕に努めます。

2.
授業の到達目標

 本演習Ⅱでは、単なる知識の修得にとどまらず、ディベート等を通じて、これまで学んできた経済学をはじめとする様々な知識をフル活用して、与えられた諸課題にどのように対処するのかといった、深い知識に裏打ちされた問題解決能力の向上を目指します。
 また、IT環境を積極的に活用し、受講生のITリテラシーの向上を図るとともに、受講生と教員や受講生間の積極的な討論等を通して、クリティカル・シンキング、プレゼンテーション能力等の強化を目指します。
 更に、中小企業の海外戦略が重要性を増しているため、国際政治経済分析力向上にも注力します。

3.
成績評価の方法および基準

 授業への貢献度を50%、レポート課題を50%にて総合的に評価します。

4.
教科書・参考書

 特に指定教科書は用いません。
 学内のデーターベース(帝京大学OPAC、CiNii Articles、国立国会図書館サーチ、ジャパンナレッジLib、日経テレコン21、東洋経済デジタルコンテンツ・ライブラリー、eol企業情報DB、ProQuest、e-Stat、法情報総合DBなど)等を、常時、使用します。
 時に、海外のジャーナルなど、英文資料等も参考に使用します。

5.
準備学修の内容

 日本をはじめとした世界のニュースに常に興味を持ち、新聞、インターネット等を通じて、様々な分野からの情報を取り入れ、学際的に分析する努力をして下さい。
 また、様々な情報を学内のデーターベース等で入手し、読み、分析し、自分なりの結論・疑問を明確にして演習に臨むようにして下さい。

6.
その他履修上の注意事項

 毎回出席し、積極的にプレゼンテーション、ディスカッション等に参加して下さい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 中小企業と事業承継について学び、報告、討論を行います。
【第2回】
 中小企業とマネジメントについて学び、報告、討論を行います。
【第3回】
 中小企業と企業再生、事業再生について学び、報告、討論を行います。
【第4回】
 中小企業とM&Aについて学び、報告、討論を行います。
【第5回】
 中小企業と起業について学び、報告、討論を行います。
【第6回】
 中小企業とイノベーション、サプライチェーン等について学び、報告、討論を行います。
【第7回】
 中小企業政策について学び、報告、討論を行います。
【第8回】
 モンゴル・中央アジアの政治経済と日本の中小企業の現状と問題点について学び、報告、討論を行います。
【第9回】
 インド等南アジアの政治経済と日本の中小企業の現状と問題点について学び、報告、討論を行います。
【第10回】
 東南アジアの政治経済と日本の中小企業の現状と問題点について学び、報告、討論を行います。
【第11回】
 ラテン・アメリカの政治経済と日本の中小企業の現状と問題点について学び、報告、討論を行います。
【第12回】
 中東の政治経済と日本の中小企業の現状と問題点について学び、報告、討論を行います。
【第13回】
 アフリカの政治経済と日本の中小企業の現状と問題点について学び、報告、討論を行います。
【第14回】
 ロシアの政治経済と日本の中小企業の現状と問題点について学び、報告、討論を行います。
【第15回】
 総まとめ。