Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
科目ナンバリング:ECP-101
日本経済入門 I 吉岡 孝昭
選択必修  2単位
【国際経済】 18-1-1150-4678-011A

1. 授業の概要(ねらい)

 <日本経済の基礎を学びます>
 本講義は、日本経済をはじめて学修する学生のための講座です。
 そもそも、日本経済論は、経済理論、経済成長、景気循環、金融・財政政策などの学修を踏まえた、経済学の応用編ですが、本講義では、入門の位置づけを前面に出して平易な説明に心掛けます。
 具体的には、日本経済入門Ⅰは、日本経済の歴史、現状、今後の3つの観点から、はじめて日本経済について学ぶ学生を対象に学修していきます。
 特に、戦後日本経済がたどった道に焦点を当てて日本経済の基本的な理解を目指します。
 最終的には、日本経済についての一般教養が身につき新聞の経済欄がある程度理解できるレベルにまで到達することを目指します。
 また、外部講師を招聘し、学生の理解深耕に努めます。

2.
授業の到達目標

 日本経済の基礎を修得する。
 日本経済に関する基礎が身につき、新聞、TV等の経済ニュースがある程度理解できるレベルにまで到達することを目指します。

3.
成績評価の方法および基準

 授業への貢献度を20%程度、中間・最終試験を80%程度にして総合的に評価します。

4.
教科書・参考書

 <教科書>
  特に指定教科書は用いず、PowerPoint等を活用して説明します。必要に応じて、プリントを配布します。
 <参考書>
  内閣府『経済財政白書』(Webでも入手できます)。
  内閣府『地域の経済』(Webでも入手できます)。
  浅子和美、飯塚信夫、篠原総一編『入門・日本経済 第5版』有斐閣。
  日本経済新聞社編『日本経済時事ドリル 2018~2019』日本経済新聞出版社。
  日本経済新聞社編『Q&A 日本経済のニュースがわかる!2018年版』日本経済新聞出版社。

5.
準備学修の内容

 授業で学んだことを世の中の出来事、具体的には、新聞、TV等の経済報道と結びつける頭のトレーニングを心がけて下さい。

6.
その他履修上の注意事項

 私語は厳禁です。毎回出席して下さい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 日本経済の現状と課題について学びます。
【第2回】
 日本経済のあゆみについて学びます。
【第3回】
 成長基盤構築の歴史について学びます。
【第4回】
 所得倍増計画とその実現について学びます。
【第5回】
 石油ショックとその克服について学びます。
【第6回】
 バブル経済について学びます。
【第7回】
 デフレ経済について学びます。
【第8回】
 日本経済の景気動向について学びます。
【第9回】
 地域別に見た経済動向について学びます。
【第10回】
 少子高齢化・人口減少と地方経済・財政について学びます。
【第11回】
 金融問題について学びます。
【第12回】
 成長力強化について学びます。
【第13回】
 財政再建について学びます。
【第14回】
 貿易問題について学びます。
【第15回】
 総まとめと試験・解説。