Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:ECS-101
経済データ入門 袁  堂軍
選択必修  2単位
【経営】 18-1-1150-4904-060A

1. 授業の概要(ねらい)

 ビックデータやAI技術をますます活用していく情報社会では、我々の身の回りは数多くの経済データに取り囲まれている。本講義では、このような様々な経済データはどう作成されているのか、これらの経済指標に着目することで何が分かるのか、または経済指標の動きの背景に、どのような経済メカニズムがあるのかについて紹介し、長期的、構造的な変化を示す経済指標についても解説する。また、実際の経済データを利用し、Excelを使って表やグラフ、数値指標にまとめ、その内容を読み取り、経済の動きについて知るためのノウハウを紹介する。

2.
授業の到達目標

 ・様々な経済データを認識し、関連する用語を理解できる。
 ・現実の経済データを利用し、自分でグラフや数値指標にまとめることができる。

3.
成績評価の方法および基準

 中間・期末テスト(各30%)、レポート(40%)で評価する。

4.
教科書・参考書

 テキスト:
 ・鈴木正俊(2006)『経済データの読み方 新版』岩波新書(1055)。
 ・橋本紀⼦(2014)『Excelで読み取る経済データ分析』新世社。
 参考資料:
 ・吉本佳生(2013)『高校生からの経済データ入門』ちくま新書(1006)。
 他の参考資料は適宜プリントを配布する。

5.
準備学修の内容

 前回の講義内容を復習、次回の授業内容を予習してから出席すること。

6.
その他履修上の注意事項

 国内公官庁、民間業界団体、国際機関がインターネット上に公表しているさまざまなデータをよく読む、または、ダウンロードして図表を描いて見る。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 経済データはどこから?
【第3回】
 主なデータソース
【第4回】
 経済成長
【第5回】
 人口に関するデータ
【第6回】
 産業の動向
【第7回】
 雇用・賃金
【第8回】
 物価水準とその変化
【第9回】
 国民生活
【第10回】
 財政・金融
【第11回】
 国際貿易・通貨
【第12回】
 投入と産出
【第13回】
 景気はどう動くか
【第14回】
 経済予測の基本
【第15回】
 まとめとテスト