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授業の概要(ねらい) |
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ビックデータやAI技術をますます活用していく情報社会では、我々の身の回りは数多くの経済データに取り囲まれている。本講義では、このような様々な経済データはどう作成されているのか、これらの経済指標に着目することで何が分かるのか、または経済指標の動きの背景に、どのような経済メカニズムがあるのかについて紹介し、長期的、構造的な変化を示す経済指標についても解説する。また、実際の経済データを利用し、Excelを使って表やグラフ、数値指標にまとめ、その内容を読み取り、経済の動きについて知るためのノウハウを紹介する。
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2. |
授業の到達目標 |
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・様々な経済データを認識し、関連する用語を理解できる。 ・現実の経済データを利用し、自分でグラフや数値指標にまとめることができる。
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成績評価の方法および基準 |
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中間・期末テスト(各30%)、レポート(40%)で評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト: ・鈴木正俊(2006)『経済データの読み方 新版』岩波新書(1055)。 ・橋本紀⼦(2014)『Excelで読み取る経済データ分析』新世社。 参考資料: ・吉本佳生(2013)『高校生からの経済データ入門』ちくま新書(1006)。 他の参考資料は適宜プリントを配布する。
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準備学修の内容 |
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前回の講義内容を復習、次回の授業内容を予習してから出席すること。
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その他履修上の注意事項 |
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国内公官庁、民間業界団体、国際機関がインターネット上に公表しているさまざまなデータをよく読む、または、ダウンロードして図表を描いて見る。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス | 【第2回】 | 経済データはどこから? | 【第3回】 | 主なデータソース | 【第4回】 | 経済成長 | 【第5回】 | 人口に関するデータ | 【第6回】 | 産業の動向 | 【第7回】 | 雇用・賃金 | 【第8回】 | 物価水準とその変化 | 【第9回】 | 国民生活 | 【第10回】 | 財政・金融 | 【第11回】 | 国際貿易・通貨 | 【第12回】 | 投入と産出 | 【第13回】 | 景気はどう動くか | 【第14回】 | 経済予測の基本 | 【第15回】 | まとめとテスト |
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