1. |
授業の概要(ねらい) |
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この授業は、経済の原動力となっているエネルギーを巡る諸問題について国際的な視点で理解することを目的とします。エネルギー問題は石油、ガス、原子力など各分野で転換期を迎えています。欧米、中東、中国などで起きる変化は我々の日常にも影響を与えます。本演習ではニュースなどの実例を交えつつ、エネルギー問題を通じて国際経済の動向をとらえ、実社会に出るうえで役立つ知識や考え方を身につけることを目指します。
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2. |
授業の到達目標 |
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エネルギーに関する知識とともに、エネルギーという分野を通し、国際経済、日本経済を動かすメカニズムを理解し、説明する能力を身につけることを目標とします。基本的な部分を調査し発表した演習Ⅰに対して、演習Ⅱではより具体的な事例を中心にとりあげ発表に一段と主体的に取り組むようにします。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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出席の状況、討論への参加、レポートの作成、発表などをみて総合的に評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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「ニュースが面白くなるエネルギーの読み方」堀史郎、黒沢厚志著 「エネルギー白書2018」経済産業省
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5. |
準備学修の内容 |
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新聞や雑誌などのニュースで取り上げられるエネルギーや経済関連の主なニュースに日ごろから目を通しておくこと。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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出席は最低で6割必要
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション(前期「演習Ⅰ」のポイント再確認とゼミ発表の方針決定) | 【第2回】 | 石油輸出国機構(OPEC)と原油価格 | 【第3回】 | 石油ピーク論 | 【第4回】 | 国際紛争とエネルギー安全保障 | 【第5回】 | 天然ガス 日本の対外戦略 | 【第6回】 | 福島第1原子力発電所事故とその影響 | 【第7回】 | 太陽光・風力発電 日本、欧州などの普及度比較 | 【第8回】 | 電力、ガスなどのエネルギー事業自由化・再編に関する国際動向 | 【第9回】 | パリ協定と地球温暖化問題の展望 | 【第10回】 | ドイツの「脱原発」政策 | 【第11回】 | EVは順調に普及するか | 【第12回】 | 日本の電源構成(エネルギー比率)と国際情勢 | 【第13回】 | 欧州と米国 エネルギー観の対比 | 【第14回】 | 国際エネルギー機関(IEA)と消費国の論理 | 【第15回】 | まとめ |
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