Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:CIL-206
会社法 II 松田 真治
選択  2単位
【経営】 18-1-1210-4232-013A

1. 授業の概要(ねらい)

 この授業は、会社法Ⅰに続いて、下記の新書・文庫を読む。前期では、コーポレートガバナンスとコーポレートファイナンスについて学修した。後期では、まず、コーポレートファイナンスについて復習も兼ねて再度、違う書籍で学び直す(なお、前期の教科書も参照されているので、適宜参照されたい。)。
 そして、後期の後半では、ついに会社法の学修に入る。教科書は、定評のある新書である。前期で得た知見は、会社法を学ぶにあたって必ずや役立つことであろう。
 なお、この授業の特性として、会社法Ⅰを履修していない者は履修を勧めない。
 また、第1回の授業から教科書を持参する必要がある。

2.
授業の到達目標

 ①会社法の各分野におけるある程度応用的な知識を有し、様々な法現象やその問題点を理解することができる。
 ②会社法の基本構造をつかむ。

3.
成績評価の方法および基準

 レポート(100%)
 レポート提出要件:出席10回以上
 評価基準:①参考文献が表示されていること、②テーマに沿った内容になっていること、③構成等を総合評価するが、①ができていない者は、D評価とする。

4.
教科書・参考書

 【教科書】
  ①中野誠『戦略的コーポレートファイナンス』(日本経済新聞出版社、2016年)
  ②神田秀樹『会社法入門 新版』(岩波書店、2015年)

5.
準備学修の内容

 教科書やそれに記載された参考文献を読む。

6.
その他履修上の注意事項

 第1回の授業から教科書を使用する。教科書を持参しない受講者を想定していない。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 序 CEOの悩み
【第2回】
 Ⅰ なぜ、日本企業の利益率は低いのか?
【第3回】
 Ⅱ ペイアウトか成長投資か?
【第4回】
 Ⅲ M&Aに挑む時
【第5回】
 Ⅳ 資本市場との付き合い方をどうするか
【第6回】
 V 揺らぐ企業理論
【第7回】
 第1章 「会社法」とは何か
【第8回】
 第2章 株式会社の機関
【第9回】
 第2章 株式会社の機関
【第10回】
 第3章 株式会社の資金調達
【第11回】
 第3章 株式会社の資金調達
【第12回】
 第4章 設立、組織再編、事業再生
【第13回】
 第4章 設立、組織再編、事業再生
【第14回】
 第5章 会社法のゆくえ
【第15回】
 まとめ