Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:NFL-320
現代法の諸問題B 西  聡
選択  2単位
【法学】 18-1-1210-4960-026A

1. 授業の概要(ねらい)

 現代法の諸問題Ⅱでは、我が国の財政のうち、歳入の中心である税制を取り上げます。
 財政は私たち国民の生活に密接に関係しています。財政とは、私たちが税金というかたちで負担したお金を財源に、国が国民に対して種々のサービスを提供する活動です。
 今後、私たち国民が国からどのようなサービスを受けるべきか(歳出)、また、その財源を国民全体としてどのように担っていくのか(歳入)は、私たち一人一人の問題であり、いずれ社会人となり、この国の将来を担っていく学生の皆様にとっては切実な問題であると言えます。
 そこで、この授業では、我が国税制の仕組みや現状及び課題を理解することをねらいとします。

2.
授業の到達目標

 我が国税制の仕組みや現状についての理解を通じて、税制に関する諸問題の把握し、その解決に向けての思考力を習得することを目標とします。

3.
成績評価の方法および基準

 期末試験(正誤問題及び論述問題。持込不可。論述問題のテーマは直前に開示予定。)の成績を基本としつつ、講義への出席状況・参加姿勢等も踏まえて評価します。

4.
教科書・参考書

 教科書は使用しません(pptをポータルサイトにアップ予定)。参考書:『図説日本の税制』(財経詳報社、9月頃発行)、税務大学校講本『税法入門』(税務大学校HP)

5.
準備学修の内容

 講義において時事問題に触れることがあるので、新聞等に目を通し、日頃から経済、財政及び税制への関心を深めておくこと。

6.
その他履修上の注意事項

 特にありません。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション・税制の概要
【第2回】
 租税原則、租税体系等
【第3回】
 わが国の租税制度の変遷
【第4回】
 社会保障と税の一体改革
【第5回】
 所得税1
【第6回】
 所得税2
【第7回】
 資産課税
【第8回】
 法人税1
【第9回】
 法人税2
【第10回】
 消費税1
【第11回】
 消費税2
【第12回】
 国際課税制度1
【第13回】
 国際課税制度2
【第14回】
 最近の税制改正
【第15回】
 予備・まとめ