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授業の概要(ねらい) |
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現代法の諸問題Ⅰでは、我が国の財政のうち、主に歳出面を取り上げます。 財政は私たち国民の生活に密接に関係しています。財政とは、私たちが税金というかたちで負担したお金を財源に、国が国民に対して種々のサービスを提供する活動です。 今後、私たち国民が国からどのようなサービスを受けるべきか(歳出)、また、その財源を国民全体としてどのように担っていくのか(歳入)は、私たち一人一人の問題であり、いずれ社会人となり、この国の将来を担っていく学生の皆様にとって、切実な問題であると言えます。 そこで、この授業においては、我が国財政について、その仕組みや現状及び課題について理解することをねらいとします。
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授業の到達目標 |
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我が国財政の仕組みや現状についての理解を通じて、財政に関する諸問題を把握し、その解決に向けての思考力を習得することを目標とします。
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成績評価の方法および基準 |
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期末試験(正誤問題及び論述問題。持込不可。論述問題のテーマは直前に開示予定。)の成績を基本としつつ、講義への出席状況・参加姿勢等も踏まえて評価します。
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教科書・参考書 |
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教科書は使用しません(pptをポータルサイトにアップ予定)。参考書:『図説日本の財政』(東洋経済新報社、毎年10月頃発行)、『日本の財政関係資料』(財務省HP)
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準備学修の内容 |
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講義において時事問題に触れることがあるので、新聞等に目を通し、日頃から経済、財政及び税制への関心を深めておくこと。
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その他履修上の注意事項 |
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特にありません。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション・我が国の財政の現状
| 【第2回】 | 財政の役割と機能
| 【第3回】 | 財政に関する理論
| 【第4回】 | 赤字財政に関する議論
| 【第5回】 | 予算制度
| 【第6回】 | 社会保障概論
| 【第7回】 | 医療・介護
| 【第8回】 | 年金
| 【第9回】 | 教育 | 【第10回】 | 公共事業等
| 【第11回】 | 経済協力・防衛
| 【第12回】 | 中小企業・農業・エネルギー
| 【第13回】 | 地方財政
| 【第14回】 | 財政投融資・その他
| 【第15回】 | 予備・まとめ
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