1. |
授業の概要(ねらい) |
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本講義では社会文化理論における代表的な思想家とキーコンセプトを紹介する。このコンセプトは文化人類学だけでなく社会科学や政治哲学などにおける議論の背景になる。
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2. |
授業の到達目標 |
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・カルチュラル・セオリーの論争を背景とするキーコンセプトを理解できる ・文化人類学や社会科学、政治哲学における著名的な文献の内容を説明することができる ・テレビや新聞で取り上げられるような議論がよく理解できるようになり、自分なりの理論構築ができる
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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・平常点(30%)講義への積極的参加と、リアクションペーパーへの回答 ・試験(70%)きちんとした理由なしで試験を欠席すると0点の評価となるので注意する
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4. |
教科書・参考書 |
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・教科書:特に指示しない ・参考書:授業時に適宜紹介する
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5. |
準備学修の内容 |
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・講義内で指示した文献を読む ・講義の出席前に前回の授業のノートを読み返し、復習する
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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・受講希望者は必ず初回の授業に出席する ・学生証を所持する ・欠席や遅刻は止むを得ない場合は例外とし、定時には着席する ・講義計画は適宜変更する可能性がある ・合理的配慮などの特別な理由がない場合、パソコンの持ち込みは禁止する
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション(授業の進め方と方法についての説明) | 【第2回】 | 「集合意識」(エミール・デュルケーム) | 【第3回】 | 「禁欲主義」(マックス・ヴェーバー) | 【第4回】 | 「秩序問題」(パーソンス) | 【第5回】 | 「オートポエーシス」(ルーマン) | 【第6回】 | 「神話論理」(クロード・レヴィ=ストロース) | 【第7回】 | 「ハビトゥス」(ピエール・ブルデュー) | 【第8回】 | 「無意識」(フロイド) | 【第9回】 | 「想像界/象徴界/現実界」(ラカン) | 【第10回】 | 「甘え」(土居健郎) | 【第11回】 | 「フーレム」(ゴフマン) | 【第12回】 | 「言語と規則」(ウィトゲンシュタイン) | 【第13回】 | 「言葉と物」(フーコー) | 【第14回】 | 「公共圏」(ハーバーマス) | 【第15回】 | 総括と試験 |
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