Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:ESS-309
保育内容の指導法(表現 I ) 若谷 啓子
選択  2単位
【こども教育】 18-1-1333-1748-016A

1. 授業の概要(ねらい)

 本講は保育・幼児教育の現場における「音楽表現」に関わる活動内容を理論と実技を通して、乳幼児の音楽表現の基礎を理解する。さらに様々な表現活動における指導法を身につけることを目的とする。
 具体的には保育・幼児教育の現場で活用できる表現活動(手遊び・音楽あそび・歌や楽器あそび・身体表現等)を通して、乳幼児と表現についての基礎的な知識及び基本的なあそび方について学ぶ。また、音楽で表現する楽しさや創造する喜びを多く体験することで、学生自身の表現力の育成を目指す。また、乳幼児の豊かな感性や表現する力を伸ばし、高めていけるような保育者としての役割について学び、指導力を身につける。

2.
授業の到達目標

 乳幼児期における表現活動の基本的な理解と指導法の習得。
 豊かな感性と表現力の習得。

3.
成績評価の方法および基準

 平常点(20%)、レポート等の提出物(30%)、模擬保育による指導力(30%)及びグループ発表(20%)を総合して評価する。

4.
教科書・参考書

 『平成29年告示 幼稚園教育要領 保育所保育指針 幼保連携型認定こども園教育・保育要領(原本)』
 『アイディアいっぱい保育者のための音楽表現』大学図書出版株式会社

5.
準備学修の内容

 授業で習得した手遊び等は全て復習しておくように。ワークシートが毎回あり、授業の振り返りとなる。
 グループ活動も多いので、協力して授業準備することが求められる。

6.
その他履修上の注意事項

 体験による学びを主眼とするために、授業への積極的な取り組みを期待する。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 幼児と表現、幼児と音楽表現
 表現活動の基礎(手遊び・音楽あそび・表現あそび)
【第2回】
 幼児の感性と表現、表現を支える目
 表現活動の基礎(手遊び・音楽あそび・表現あそび)
【第3回】
 表現活動の基礎(手遊び・音楽あそび・表現あそび)
【第4回】
 学生による模擬保育①(手遊びの基礎)
 表現を楽しむ方法を探る
【第5回】
 学生による模擬保育②(手遊びの応用)
 表現を楽しむ
【第6回】
 学生による模擬保育③(手遊びの発展)
 あそびから創造へ
【第7回】
 表現活動の実践と創作活動
【第8回】
 表現活動の実践と発表
【第9回】
 楽器あそび(楽器演奏)
【第10回】
 グループ別身体表現
【第11回】
 絵本と音楽活動(実践)
【第12回】
 絵本と音楽活動(創作)
【第13回】
 創作活動練習
【第14回】
 創作活動発表
【第15回】
 表現とは・まとめ