Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:EDP-102
感性と知性の心理 山村 豊
選択必修  2単位
【こども教育】 18-1-1333-3085-040A

1. 授業の概要(ねらい)

 われわれは、世界の多くの事象を感覚として捉え、理解し、感情を抱き、長く記憶にとどめる。これら日々の営みは、心理学という学問の重要な研究対象であるとともに、教育活動の基礎となる。この授業では、この基礎を、感情・動機づけ、学習、認知、すなわち感性と知性に区分して学ぶ。

2.
授業の到達目標

 教育心理学を理解するうえで不可欠な、学習・認知および感情と動機づけについての知識を体系的に習得する。併せて、心理学的観点および実証的観点から、児童・生徒の学習行動が理解できるようになる。

3.
成績評価の方法および基準

 授業内での課題と期末試験との総合評価。

4.
教科書・参考書

 山村豊・青木智子(編)『学びのための心理学』(北樹出版)

5.
準備学修の内容

 授業前に、テキストの講義内容が記載さている箇所を読んでおく。
 授業後、ノートとプリントをまとめ、授業内で分からなかった点を後日質問すること。

6.
その他履修上の注意事項

 授業収録をしているので、公欠した場合の補習や復習などに活用してほしい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 §0 授業ガイダンス §1 知性と感性と教育
【第2回】
 §2 学習と教育①:学習とは
【第3回】
 §2 学習と教育②:古典的条件づけ
【第4回】
 §2 学習と教育③:オペラント条件づけ
【第5回】
 §2 学習と教育④:社会的学習
【第6回】
 §3 認知と教育①:認知とは
【第7回】
 §3 認知と教育②:短期記憶と長期記憶
【第8回】
 §3 認知と教育③:ワーキングメモリーとメタ認知
【第9回】
 §3 認知と教育④:状況的認知
【第10回】
 §4 感情・動機づけと教育①:感情と動機づけの諸相
【第11回】
 §4 感情・動機づけと教育②:感情と認知
【第12回】
 §4 感情・動機づけと教育③:動機づけの低下
【第13回】
 §4 感情・動機づけと教育④:やる気をはぐくむ
【第14回】
 §5 知性と感性と教育
【第15回】
 まとめとテスト