Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:SEM-301
教育学演習 I 田﨑 教子
必修  2単位
【初等教育】 18-1-1333-4471-011A

1. 授業の概要(ねらい)

 個々のもつ音楽的知識と演奏技能の向上を図るため、音楽分野におけるスペシャリストを招き、音楽の実践者としてのノウハウを学ぶ。それらの知識と技能を充分に生かしながら、幼児・児童を対象にした音楽鑑賞型のプログラムと、音楽を介したワークショップ型のプログラムを企画し、準備する。
 また、これらの活動に基づいた実践研究をグループで行う。それと同時に、それぞれの興味・関心のあるテーマに沿って探究し、その成果を発表し、討議する。

2.
授業の到達目標

 集団によるアクティブな活動の中で、音楽の本質的な特徴や効果等を体感し、様々な現場における音楽活動のあり方について、理論的・実践的理解を目指す。
 研究テーマの設定、研究の方法、研究の内容等を吟味しながら、研究発表に向けた資料作成、発表等を通して、音楽に対する多角的な見方を養う。

3.
成績評価の方法および基準

 ①実技・演奏 60%
 ②発表    30%
 ③提出物   10%
 これらを基に総合的に評価する。

4.
教科書・参考書

 参考書
  『統合保育・教育現場に応用する 音楽療法・音あそび』下川英子著 音楽之友社 2009年
  『「生きる力」をはぐくむ音楽活動 みんなで音楽』高山仁著 音楽之友社 2011年
  『一人一人を大切にするユニバーサルデザインの音楽表現』星山麻木編著 萌文書林 2015年

5.
準備学修の内容

 ・個々の音楽的知識・演奏技能の向上を目指し、日々の努力を怠らないこと。
 ・研究テーマに応じ、フィールドワークや調査を要する場合があるため、授業外での活動も予定しておくこと。

6.
その他履修上の注意事項

 ・グループでの音楽活動では、自分自身の担当に責任をもち、最後まで協調性をもって臨むこと。
 ・グループ研究では、個々の独自性を発揮し、質の高い研究になるよう積極的に臨むこと。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 授業ガイダンス、演奏披露発表会
【第2回】
 演奏①、研究のグループについて
【第3回】
 演奏②、研究のテーマについて
【第4回】
 演奏③、研究の手法について
【第5回】
 演奏④、研究計画について
【第6回】
 ゲストティーチャーによるワークショップ
【第7回】
 ワークショップのふりかえり
【第8回】
 プログラムの準備①
【第9回】
 プログラムの準備②
【第10回】
 研究テーマにおける中間発表
【第11回】
 プログラムの準備③
【第12回】
 プログラムの準備④
【第13回】
 プログラムの準備⑤
【第14回】
 プログラムの準備⑥
【第15回】
 演奏発表・研究発表