Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:LIE-108
英語圏の文学 IV 木谷  厳
選択  2単位
【人間文化】 18-1-1334-3221-028A

1. 授業の概要(ねらい)

 英語で書かれた文学を学ぶなかで、英語による表現力への理解を深めるとともに、英語が使われている国・地域の文化についても学ぶ。また、中学校および高等学校での教職を志望する学生は、上記の内容を外国語科の授業に生かすことができるようにする。
 この授業では、19世紀以降の英米文学に主眼をおきながら、英語圏で書かれた小説を歴史に沿って読み解く。その際、作品理解の補助として映画など視聴覚資料も用いる。

2.
授業の到達目標

 ・英語で書かれた代表的な小説(文学)について理解している。
 ・文学作品の読解を通じて、英語が使用されている国・地域の文化について理解している。
 ・イメージ(映像)を分析し、そこから自らの意見を構築できる。
 ・小説の世界観を通じて異文化と自国文化の差異に気づき、それぞれの美質を理解している。

3.
成績評価の方法および基準

 授業への積極的な参加、取り組み(40%)、筆記試験(60%)。

4.
教科書・参考書

 授業で指示する。

5.
準備学修の内容

 予習、復習をすることで、授業の内容をより深く理解しておくことが望まれる。

6.
その他履修上の注意事項

 「英語圏の文学 I、II」を履修していなくても受講可能。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 イントロダクション
【第2回】
 19世紀前半の作品(前)紹介
【第3回】
 19世紀前半の作品(中)分析
【第4回】
 19世紀前半の作品(後)まとめ
【第5回】
 19世紀後半の作品(前)紹介
【第6回】
 19世紀後半の作品(中)分析
【第7回】
 19世紀後半の作品(後)まとめ
【第8回】
 20世紀前半の作品(前)紹介
【第9回】
 20世紀前半の作品(中)分析
【第10回】
 20世紀前半の作品(後)まとめ
【第11回】
 20世紀後半の作品(前)紹介・分析
【第12回】
 20世紀後半の作品(後)まとめ
【第13回】
 21世紀の作品(前)紹介・分析
【第14回】
 21世紀の作品(後)まとめ
【第15回】
 全体のまとめと試験
 ※状況に応じて順番や内容が変わる可能性もある。