Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
科目ナンバリング:ENL-104
基礎英文法 II (教職) 木谷  厳
選択  2単位
【人間文化】 18-1-1334-3221-030A

1. 授業の概要(ねらい)

 大学入学までに学んできた英文法を基礎から確認し、その知識を応用的に深めながら、将来中学校あるいは高等学校の英語教員として指導をおこなうために必要な英語力を身につける。
 授業では、はじめにその週ごとのテーマとなる文法事項について説明し、英語圏で日常的に使用されているフレーズやセンテンスを用いた実践的な演習問題を解き、その解説をおこなう。また、同じテーマでの会話練習も取り入れる予定である。実践的な英語力を高め、それを維持するために、学期末テストだけではなく授業で学んだことの確認テストも毎回実施する。

2.
授業の到達目標

 ・様々なジャンルや話題の英語を読んで、目的に応じて情報や考えなどを理解することができる。
 ・様々な話題について、目的や場面、状況等に応じて英語で書くことができる。
 ・複数の領域を統合した言語活動を遂行するための文法的な基礎を身につける。
 ・英語教育の文法指導だけではなく「国際語としての英語」という文化的側面も意識する。

3.
成績評価の方法および基準

 課題を含む授業への積極的な参加、取り組み(40%)、最終筆記試験(60%)。

4.
教科書・参考書

 授業で指示する。

5.
準備学修の内容

 授業の内容をより深く理解するために、毎回理解確認の小テストをおこなう。そのため、予習、復習といった反復的な自習をおこなうことが望まれる。

6.
その他履修上の注意事項

教職を希望していない学生も受講可能。ただし、授業の内容を理解するためには相応の英語力および努力が要求される。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 イントロダクション
【第2回】
 冠詞――イメージで覚える
【第3回】
 前置詞――イメージで覚える
【第4回】
 比較級と最上級を用いたさまざまな表現
【第5回】
 受動態――中動態も意識して(自動詞と他動詞の確認も含む)
【第6回】
 "Let It Go" と "Never Let Me Go"――再帰動詞、使役動詞、知覚動詞をつかった常用英語表現
【第7回】
 関係詞(1)関係代名詞の制限/限定用法、非制限/継続用法
【第8回】
 関係詞(2)関係副詞
【第9回】
 関係詞(3)複合関係代名詞、複合関係副詞
【第10回】
 関係詞(4)擬似関係代名詞
【第11回】
 さまざまな等位接続詞
【第12回】
 さまざまな従属(従位)接続詞――分詞構文とのつながり
【第13回】
 分詞構文――会話でも意外に使う独立分詞構文
【第14回】
 仮定法――中・上級英語コミュニケーションの要(かなめ)
【第15回】
 全体のまとめ、筆記試験
 ※状況に応じて順番や内容が変わる可能性もある。