Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:ESS-207
法律学(教職) 五十嵐 卓司
選択  2単位
【社会】 18-1-1334-4432-018A

1. 授業の概要(ねらい)

 この授業は、教職課程履修者の「教科に関する専門科目」の1つである。授業では、中学校社会科の公民分野及び高等学校政治経済・現代社会のなかで、取り扱われている法に関わる事柄についての学習を通し、教科教育に必要な法律に関する知識の習得を目指す。

2.
授業の到達目標

 中学校社会科の公民分野や高等学校政治・経済、現代社会の授業ををするために必要な知識・考え方を身につける。

3.
成績評価の方法および基準

 授業への参加状況と授業内レポート(50%)等、授業内試験の成績(50%)を総合的に評価する。

4.
教科書・参考書

 中学校社会科教科書(公民的分野)、高等学校公民科教科書(現代社会)
 (※詳細は、授業時に説明する。)

5.
準備学修の内容

 1)新聞や書籍を読むようにして、活字に触れる時間を多く持つこと。
 2)様々な社会問題に興味・関心を持つこと。
 3)社会科の教授に必要な基礎知識の習得に勤めること。

6.
その他履修上の注意事項

 1)教職科目の専門科目なので欠席しないことはもちろんのこと、積極的な授業参加を求める。
 2)第1回オリエンテーションには、必ず出席すること。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 法とは何か、人権の発展の歴史
【第3回】
 民主憲法ができるまで
【第4回】
 日本と憲法の歩み(明治憲法と日本国憲法の3つの原理)
【第5回】
 様々な政治体制と民主主義
【第6回】
 日本国憲法と平和主義の移り変わり
【第7回】
 イラク復興支援特別措置法と自衛隊
【第8回】
 イラク復興支援特別措置法と憲法9条
【第9回】
 日本の平和主義と安全保障関連法
【第10回】
 共謀罪・テロ等準備罪と基本的人権
【第11回】
 裁判所の仕組みと働き・裁判の種類・裁判員制度
【第12回】
 模擬裁判(1)
【第13回】
 模擬裁判(2)
【第14回】
 公民分野の授業を考える 主権者教育・政治教育における政治的中立について
【第15回】
 まとめ(授業内テスト)