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授業の概要(ねらい) |
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「中国近代史の基礎をまなぶ(1)」 松岡圭祐の『黄砂の籠城』(こうさのろうじょう)を精読し、中国近代史を理解するうえで不可欠な、国際関係・国内政治・風俗・地理などについての基礎知識をまなびます。
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2. |
授業の到達目標 |
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1、中国近代史の転換点になった、義和団事件(1900-01年)の概要を理解できる。 2、歴史だけではなく外交・風俗・地理などについてもまなび、中国を総合的に理解するための基礎を体得できる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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指定箇所についての口頭報告(毎回)60%、中間レポート(ほかの履修者<1名>の報告からまなんだことについて)20%、各自の最終報告(要レジュメ)20%
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト:松岡圭祐『黄砂の籠城』(講談社文庫、2017年)上巻 参考文献:柴五郎・服部宇之吉『北京籠城 他』(平凡社東洋文庫、1965年)
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5. |
準備学修の内容 |
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指定箇所については、各種辞典・事典で読みや意味、概略を調べ、ノートにまとめて、授業では口頭で報告できるように準備してください。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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自分の分担は、責任をもってまっとうしてください。理由なく分担を放棄したり、授業を無断欠席するなど、無責任で履修態度不良と判断される場合にはきびしく注意します。また、自分の報告が終わったあとも漫然と過ごさず、ほかの報告や、それに対する教員の補足説明・コメントからもよくまなび、秋期以降の学習につなげてください。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 教員と履修者各自の自己紹介およびガイダンス、分担決め | 【第2回】 | 『黄砂の籠城』とはどのような作品か?(教員による講義1) | 【第3回】 | 作品の歴史的背景(教員による講義2) | 【第4回】 | 工具書の使い方(図書館での実習1) | 【第5回】 | 口頭報告の準備(図書館での実習2) | 【第6回】 | テキスト序章および第1章(指定箇所についての口頭報告1) | 【第7回】 | テキスト第2章(指定箇所についての口頭報告2) | 【第8回】 | 中間レポートの提出、各自の課題の整理 | 【第9回】 | テキスト第3章(指定箇所についての口頭報告3) | 【第10回】 | テキスト第4章(指定箇所についての口頭報告4) | 【第11回】 | 各自の最終報告1(4人) | 【第12回】 | 各自の最終報告2(4人) | 【第13回】 | 各自の最終報告3(4人) | 【第14回】 | 各自の最終報告4(4人) | 【第15回】 | まとめ、夏休み中の課題提示とその勉強方法について |
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