1. |
授業の概要(ねらい) |
|
社会学とは何か?概念的に理解することはもちろん大事だが、それを実際に使ってみる、つまり「社会学を実践してみる」ことは、それ以上に大事な事柄である。この演習は、そうした問題意識のもと、さまざまな社会学的な問いに対して、自ら考え、調べ、解答を与えることを目指す。 社会学演習IIでは、3年生はゼミ論に向けた内容、4年生はゼミ論で取り上げる内容についての個人発表を中心にして授業を行う。履修者各自の自由なテーマ設定のもと、なぜそのテーマを取り上げるのかという問題意識、そのテーマについて自分なりに調べた成果を、レジュメにしてまとめたうえで、各自が発表するという形式をとる。こうした発表に対して、他の履修者から質問や意見を出してもらうことで、自分の主張がどれだけ他者に伝わり、何が受け入れられ何が受け入れられなかったのかを自分なりに認識することで、より良い報告内容がどういうものなのかに自ら気づくことができるように指導したい。なお、履修者の要望に応じながら、ディベートなども適宜、授業のなかで行っていくことを予定している。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
社会学的な問いを自ら立て、それについて調べたうえで、自分なりの解答を与えることができる。 社会の問題を発見し、社会を構想することができる。 調査・研究の成果をもとに論理的な主張を展開できる。 社会の成員としての自己を理解し、他者に対して寛容な態度をとることができる。
|
3. |
成績評価の方法および基準 |
|
授業への出席状況(3分の2以上の出席は最低条件)、プレゼンテーションの内容、授業中の発言、等々を総合的に勘案して、平常点をベースにして評価する。
|
4. |
教科書・参考書 |
|
榎本 博明『〈ほんとうの自分〉のつくり方』、講談社現代新書、2002年 斎藤 環『承認をめぐる病』、ちくま文庫、2016年 鈴木 秀子『9つの性格』、PHP文庫、2004年
|
5. |
準備学修の内容 |
|
取り上げられている文献の内容につねに目を通すとともに、わからない点や疑問点をチェックし、ゼミの場での質疑応答に備えること。また自分の発表用のレジュメを作成すること。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
あまり深刻にならずに楽しくやりたいと思います。演習科目は毎回の積み重ねが大事ですので、欠席をなるべくしないで授業に積極的に参加して下さい。
|
7. |
各回の授業内容 |
|
【第1回】 | 社会学演習IIについての説明と発表の順番決め | 【第2回】 | 履修学生による個人発表と質疑応答 | 【第3回】 | 履修学生による個人発表と質疑応答 | 【第4回】 | 履修学生による個人発表と質疑応答 | 【第5回】 | 履修学生による個人発表と質疑応答 | 【第6回】 | 履修学生による個人発表と質疑応答 | 【第7回】 | 履修学生による個人発表と質疑応答 | 【第8回】 | 履修学生による個人発表と質疑応答 | 【第9回】 | 履修学生による個人発表と質疑応答 | 【第10回】 | 履修学生による個人発表と質疑応答 | 【第11回】 | 履修学生による個人発表と質疑応答 | 【第12回】 | 履修学生による個人発表と質疑応答 | 【第13回】 | 履修学生による個人発表と質疑応答 | 【第14回】 | 履修学生による個人発表と質疑応答 | 【第15回】 | 秋期・授業のまとめ |
|