1. |
授業の概要(ねらい) |
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本講では、心理士が身につけるべき高度専門性に焦点を当てて検討する。テーマとして、心理職が果たしてきた役割の歴史的変遷、今日心理士に求められる専門職としての基本的態度、専門職としての成長、チームアプローチ、スーパービジョンを取り上げ、獲得すべき専門性とその道筋ついての知見を得ることを目指している。
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2. |
授業の到達目標 |
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1)心理専門職としての成長過程に自らを位置づけながら現在の課題を整理し、将来の展望につなげる。 2)心理士に求められる専門性を社会的状況と絡めて学ぶ。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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発表・グループディスカッションへの参加を40%、まとめのテストを60%として、評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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参考書:授業中に指示する
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5. |
準備学修の内容 |
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1)授業計画に沿って、予習する。 2)発表では、最近の統計資料を調べ、動向を把握する。 3)参考文献を紹介するので、各自取り寄せて読むこと。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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テキストの講読は、担当者を決めて発表しながら、検討点を吟味する、といった流れで進める。 章ごとにグループディスカッションを行う予定である。ディスカッションでは、積極的・主体的な参加が求められる。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 心理士の高度専門性:歴史的変遷 | 【第2回】 | Ⅰ 専門職としての基本的態度 | 【第3回】 | 倫理的配慮 | 【第4回】 | Ⅱ 専門職としての成長:専門職への道のり | 【第5回】 | 新任・中堅・ベテラン | 【第6回】 | 大学院生・大学院修了後1年目 | 【第7回】 | Ⅲ チームアプローチ:同職種との連携 | 【第8回】 | 他職種との連携 | 【第9回】 | コンサルテーションの取り組み | 【第10回】 | Ⅳ スーパービジョン:コンサルテーションとの違い | 【第11回】 | スーパーバイザーとしての資質 | 【第12回】 | スーパーバイジーとしての学び | 【第13回】 | 事例検討:スーパーバイザーとスーパーバイジーのやりとりの分析 | 【第14回】 | Ⅴ 心理士の高度専門性についてのグループディスカッション | 【第15回】 | まとめと確認テスト |
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