1. |
授業の概要(ねらい) |
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臨床心理学というのは、悩み事や症状、もしくは問題行動に苦しんで相談に訪れた人に対し、心理的な援助や支援をするため、かかすことのできない、基礎的知識・方法論・技能・倫理などの学問領域の総称といえる。心理臨床の活動分野は、教育・医療・福祉・産業・司法・矯正など幅広くかつ多様であり、それぞれの場において、その実践が蓄積されている。 ここでは、臨床心理学の定義、基礎理論等を踏まえたうえで、心理療法、心理査定、地域援助について理解を深めることをねらいとする。
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2. |
授業の到達目標 |
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臨床心理学について、基本的な知識を学ぶとともに、実践など応用と関連づけて理解を深めることを目標とする。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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発表内容・ディスカッションへの参加度によって評価する予定である。
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4. |
教科書・参考書 |
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適宜紹介する。
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5. |
準備学修の内容 |
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発表に際し、複数の文献にあたり、資料を作成し、のぞむことが求められる。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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発表には十分な準備をしてのぞむこと。発表者でないときにも、真剣な姿勢で取り組むこと。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション | 【第2回】 | 発表について | 【第3回】 | 文献の検索 | 【第4回】 | 臨床心理学とは何か-基本理論 | 【第5回】 | 問題を理解する(アセスメント)目的と方法/データの収集技法/データの分析技法 | 【第6回】 | 問題の理解(アセスメント)-異常心理学Ⅰ | 【第7回】 | 問題の理解(アセスメント)-異常心理学Ⅱ | 【第8回】 | ライフサイクルと心理的問題 | 【第9回】 | 発達過程で生じる障害や問題 | 【第10回】 | 問題への介入-理論 | 【第11回】 | 問題への介入-介入技法-個人 | 【第12回】 | 問題への介入-介入技法-集団・社会 | 【第13回】 | コミュニティにおける相談活動 | 【第14回】 | 臨床心理学研究 | 【第15回】 | 未定 |
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