Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:
臨床心理学特論 森脇 愛子
必修  4単位
【臨床心理学専攻】 18-1-1360-0540-014A

1. 授業の概要(ねらい)

 臨床心理学というのは、悩み事や症状、もしくは問題行動に苦しんで相談に訪れた人に対し、心理的な援助や支援をするため、かかすことのできない、基礎的知識・方法論・技能・倫理などの学問領域の総称といえる。心理臨床の活動分野は、教育・医療・福祉・産業・司法・矯正など幅広くかつ多様であり、それぞれの場において、その実践が蓄積されている。
 ここでは、臨床心理学の定義、基礎理論等を踏まえたうえで、心理療法、心理査定、地域援助について理解を深めることをねらいとする。

2.
授業の到達目標

 臨床心理学について、基本的な知識を学ぶとともに、実践など応用と関連づけて理解を深めることを目標とする。

3.
成績評価の方法および基準

 発表内容・ディスカッションへの参加度によって評価する予定である。

4.
教科書・参考書

 適宜紹介する。

5.
準備学修の内容

 発表に際し、複数の文献にあたり、資料を作成し、のぞむことが求められる。

6.
その他履修上の注意事項

 発表には十分な準備をしてのぞむこと。発表者でないときにも、真剣な姿勢で取り組むこと。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 イントロダクション
【第2回】
 発表について
【第3回】
 文献の検索
【第4回】
 臨床心理学とは何か-基本理論
【第5回】
 問題を理解する(アセスメント)目的と方法/データの収集技法/データの分析技法
【第6回】
 問題の理解(アセスメント)-異常心理学Ⅰ
【第7回】
 問題の理解(アセスメント)-異常心理学Ⅱ
【第8回】
 ライフサイクルと心理的問題
【第9回】
 発達過程で生じる障害や問題
【第10回】
 問題への介入-理論
【第11回】
 問題への介入-介入技法-個人
【第12回】
 問題への介入-介入技法-集団・社会
【第13回】
 コミュニティにおける相談活動
【第14回】
 臨床心理学研究
【第15回】
 未定