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授業の概要(ねらい) |
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外国語を身につける際に必要なのは母語話者と同じ言語体験をすることであり、とくに大量のインプットを耳から受け取ることです。同時に重要なのは、その言語が使われている文化背景を共有することです。ポップ・ミュージックと映画はそのためにはもっとも手軽な手段と言えるでしょう。この授業では英語圏のポップ・ミュージックを素材に、英語のさまざまな側面に触れていきたいと思います。春学期では、ごく最近でもよく知られている歌から、大学の授業でもなければ聴く機会がないようなものまで取り混ぜて、おもに1950年代のロックンロール誕生から、The Beatlesの時代を経て1970年代の初頭までを扱っていきます。 英語表現については、①リズム、②音の仕組み、③口語表現、④文学的表現などについて身につけていきましょう。また、文化的背景については、①ポピュラー音楽の流れと歴史、②社会と個人の関係、③それぞれの時代の関心事、④風習や制度といったことが、取りあげられることになると思います。また、聞いているだけでもリスニングのトレーニングにはなりますが、より効果を上げるためには、自分で声に出すことも必要です。聞いたり歌ったり(上手い下手はこの際度外視して)、時には映像を見たりしながら、さまざまな角度から英語に触れていくことにしましょう。
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授業の到達目標 |
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①英語のリスニング力の向上。 ②語彙、イディオムの充実。 ③歌の内容を理解し味わう。
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成績評価の方法および基準 |
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①クラスへの自発的参加:20% ②小テスト:20% ③学期末試験:60%
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教科書・参考書 |
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参考書 北中正和(2017)『ロック史』立東舎。
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準備学修の内容 |
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毎回の授業で、翌週取りあげる歌を紹介します。必ず授業前には聞いておいてください。歌詞などは、さまざまなインターネット・サイトで紹介されていますが、まずは自分の耳で確かめてください。さらに、歌詞を日本語に訳したサイトもありますが、ほとんどは素人の手によるかなり怪しげなものです。まずは自分で辞書を丹念に使って、シンガーが伝えようとしているメッセージを自分で読み取ってください。毎回、予習の成果を確認する小テストを実施しますので、しっかりと時間をかけて予習したうえで授業に臨んでください。
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その他履修上の注意事項 |
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授業では、音楽を聴き映像を見ます。遅刻は時間までに来ている学生たちが大変迷惑します。遅刻は厳禁とします。また授業に集中していない学生は、見つけ次第退席してもらいます。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 導入 | 【第2回】 | 1950年代:ロックン・ロールの誕生 | 【第3回】 | 1960年代:the Beatles 登場(1) | 【第4回】 | 1960年代:the Beatles 登場(2) | 【第5回】 | 1960年代:the Beatles のライバル達(1) | 【第6回】 | 1960年代:the Beatles のライバル達(2) | 【第7回】 | 1960年代:the Beatles 転換期(1) | 【第8回】 | 1960年代:the Beatles 転換期(2) | 【第9回】 | 1960年代:the Beatles の成熟(1) | 【第10回】 | 1960年代:the Beatles の成熟(2) | 【第11回】 | 1960年代末:新しいロックの台頭 | 【第12回】 | 1970年代:シンガーソングライターの時代(1) | 【第13回】 | 1970年代:シンガーソングライターの時代(2) | 【第14回】 | 1970年代:シンガーソングライターの時代(3) | 【第15回】 | まとめ+テスト (授業計画は大幅に変更される可能性があります。) |
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