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授業の概要(ねらい) |
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後期の授業では前期に引き続き、近現代中国文化とその文化を受け継ぐ中国人の様々な有り様を理解しながら、全体としての中国現代社会と文化を把握することを中心に授業を行います。西方文化と中国伝統文化が融合しながら形成されてきた現代中国文化について、特に「地域文化」や「亜文化」といった観点に着目し学習していきます。同時に、社会・経済的に急速に発展してきた現代中国において、古来からの文化・価値観がどのような変化を来しているのかについても検証していきます。中国人の「衣、食、住」に関わる文化的特徴や各地域文化を分析し、中国人の教育観・家族観・ビジネス観などについても学習していきます。また、多民族国家としての中国、そして発展する都市部を中心に中国の現代社会状況についての理解を深めていきます。
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2. |
授業の到達目標 |
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長い歴史と多民族で構成されている中国の社会と文化を歴史的な形成背景から分析することにより、中国という国と中国人をより立体的に理解していくことを目的とします。また、地域や民族、宗教などを背景とした異文化間における相互理解をより深めていくための見識を獲得できるような取り組みとします。そして、中国という国と現代中国人についてリアルに理解することにより、自分自身の意見を発表できるようになることを目指します。 中国社会と文化を学ぶことは中国人を理解することにつながります。日本人と日本の社会との文化的な差異性や類似点を比較理解することは大切なことです。中国と隣接する私たちは、中国をより深く理解し、中国人をもっと知ることが必要だと考えます。この授業では、中国人の価値観や行動原則に様々な形で影響を与えている“中国文化”を私たちが学習し理解することで、あらゆる面でより質の高い交流が行える基礎を築くことを目的としています。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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中間試験40%+期末試験40%+不定期に実施するレスポンスペーパー20%の総合評価となります。
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教科書・参考書 |
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毎回授業の要点をまとめたプリントを配布します。パワーポイントで用意する教材やビデオ教材を合わせて授業を行います。参考資料や関連文献はその都度紹介します。
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5. |
準備学修の内容 |
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各回の授業の一、二週間前位に事前準備学修や復習内容について指示します。指示をした事前準備学修の内容を前提として講義を行います。講義で説明した内容について、参考文献等により各自で理解を深めておくようにして下さい。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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各自関心を持った事項については、図書館の活用等を通じて自主的に学習することを期待します。授業中に重要と思われるところはノートを取るようにして下さい。中間と期末テストはプリントの内容だけではなく、授業中の説明やパワーポイントで説明する内容やビデオ内容も含まれるので、合わせてしっかり受講して下さい。 ※講義中の私語は厳禁です。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション 前期のおさらい | 【第2回】 | 中国の芸術文化〈前編〉(中国の芸術文化の特徴、書・絵画・彫像・陶磁器・刺繍等) | 【第3回】 | 中国の芸術文化〈後編〉(伝統音楽の歴史と民族楽器、昆劇と京劇等) | 【第4回】 | 中国の住宅と建築文化 | 【第5回】 | 中国の食文化〈前編〉 (食文化の形成と特徴) | 【第6回】 | 中国の食文化〈後編〉 (地域食文化と酒文化) | 【第7回】 | 中国におけるファション文化 | 【第8回】 | 復習と中間テスト | 【第9回】 | 中国少数民族の生活と文化 | 【第10回】 | 近代中国社会の形成と特徴 | 【第11回】 | 映像で30、50、80年代の社会と文化をリアルに理解(前編) | 【第12回】 | 映像で30、50、80年代の社会と文化をリアルに理解(後編) | 【第13回】 | 中国社会における礼儀と習慣 | 【第14回】 | 中国都市部における現代中国人のライフスタイル | 【第15回】 | 復習とテスト |
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