1. |
授業の概要(ねらい) |
|
本講義では、中国・朝鮮・日本の歴史を、開港から2000年代まで概観していく。歴史は、単に過去の話ではなく、現在と密接に繋がっている。そのことを踏まえ、特に19世紀末から20世紀前半については、今日各地域と日本との間に横たわる歴史的な問題を意識しながら講義を進めて行く 。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
・中国・台湾・韓国の近現代史に関する基本的な事実を知る。 ・それぞれの地域と日本との間に存在する問題について、歴史的前提を踏まえて考えることができるようになる。
|
3. |
成績評価の方法および基準 |
|
平常点40% 期末テスト60%
|
4. |
教科書・参考書 |
|
授業時に適宜指示をする
|
5. |
準備学修の内容 |
|
前回の授業内容を確認して授業に臨むこと 授業中に適宜指示をする
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
欠席をしないこと 3分の2以上出席しない場合は評価の対象としない 積極的に授業に参加すること
|
7. |
各回の授業内容 |
|
【第1回】 | ガイダンス 「東アジア」とは何か、「近代」とはいつか 日本海・東シナ海を取り巻く地域を中心に | 【第2回】 | 前近代東アジアの国際秩序 | 【第3回】 | それぞれの「開港」 | 【第4回】 | 日清・日露戦争① 東アジアの国際秩序の変容 | 【第5回】 | 日清・日露戦争② 戦争後の影響 | 【第6回】 | 1910年代の東アジア 日韓併合・中華民国成立・第一次世界大戦 | 【第7回】 | 植民地下の朝鮮・台湾① | 【第8回】 | 植民地下の朝鮮・台湾② | 【第9回】 | 満州事変から第二次世界大戦へ | 【第10回】 | 戦時下の東アジア | 【第11回】 | 1945年以後の混乱① 国共内戦・南北分断・冷戦体制 | 【第12回】 | 1945年以後の混乱② 国共内戦・南北分断・冷戦体制 | 【第13回】 | 国交の樹立から今日へ | 【第14回】 | 歴史認識に関わる諸問題 教科書・慰安婦・徴用工・領土 | 【第15回】 | まとめ この授業内容はあくまでも予定であり、変更されることがある。 |
|