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授業の概要(ねらい) |
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本セミナーでは、台湾という場所を共通の立脚点として、各学生が自らの知的関心に即して研究を行う。学術的・社会的意義を持つと認められる限りにおいて、できるだけ多様なテーマに対応する。独自性のある議論を構築できるように、履修者は以下の諸点を要求される。 1)社会調査の重要な基本ルールを認識する。 2)自らの関心に基づいて文献を読み、他者によって既に何が述べられているかを知る。 3)社会的・学術的に意義のあるトピックを見つける。 4)仮説を立て、それを検証するためのデータを集める。 5)自らの議論を口頭及び文章によって発表する。
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2. |
授業の到達目標 |
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1)台湾の政治・対外関係・社会・文化等について、考察に値するリサーチ・トピックを見つけることができる。 2)MELICの提供する各種のデータベースを活用して、必要な情報を収集することができる。 3)自ら選んだテーマについて、独自性のある議論を論理的に展開することができる。 4)自らの議論を口頭及び文章で他者に伝えることができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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中間発表 25% 期末発表 25% レポート 50% ※正当な理由のない遅刻は1回につき5点、欠席は10点の減点とする。 ※発表及びレポートは、テーマ/構成/分析・考察/資料の四つの観点から評価する。 ※発表の評価は、教員による評価のほか、他の学生によるピア評価を取り入れる可能性がある。 ※期末レポートの提出は12月31日(水)とする。
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4. |
教科書・参考書 |
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沼崎一郎『はじめての研究レポート作成術』岩波書店、2018年。 その他、履修者の関心に応じて妥当な文献を選定する。
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準備学修の内容 |
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1)文献講読を行う際には、課題文献を事前に読み込み、疑問点を明確にしておくこと。 2)自分のリサーチ・トピックについて日常的に情報を収集すること。
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その他履修上の注意事項 |
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台湾について様々な話題を履修者の皆さんと語り合うことを楽しみにしています。学問の奥深さに触れながら、これまでに学んだ知識と能力をフルに活用して、オリジナリティのある議論を完成させましょう。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 夏季休暇中のリサーチの進捗状況の報告(1) 【教科書】第3章 研究レポートを書く | 【第2回】 | 夏季休暇中のリサーチの進捗状況の報告(2) 【教科書】第3章 研究レポートを書く | 【第3回】 | 進捗状況報告へのフィードバック 【教科書】第3章 研究レポートを書く | 【第4回】 | 中間報告に向けて(1) 【教科書】第3章 研究レポートを書く | 【第5回】 | 中間発表に向けて(2) 【教科書】第3章 研究レポートを書く | 【第6回】 | 中間発表(1) | 【第7回】 | 中間発表(1)へのフィードバック | 【第8回】 | 中間発表(2) | 【第9回】 | 中間発表(2)へのフィードバック | 【第10回】 | 期末発表に向けて(1) | 【第11回】 | 期末発表に向けて(2) | 【第12回】 | 期末発表に向けて(3) | 【第13回】 | 期末発表(1) | 【第14回】 | 期末発表(2) | 【第15回】 | レポート講評 |
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