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授業の概要(ねらい) |
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貧困や資源・環境問題を含む地球規模課題は、もはや途上国だけの問題ではない。グローバル化が進む今日、世界の国々は相互に影響かつ依存し、私たち地球市民は、貧困や紛争、人権や環境問題など、様々な問題を共有している。2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals)」を紐解き、豊かで幸せな生活とは何か、どのように持続可能な社会を創っていけるかについて研究する。学生は、貧困と格差、労働市場と雇用環境、教育と医療や福祉、地球環境と開発など国内外の様々な課題から関心のあるテーマを選び、研究し、幸せで持続可能な社会の創造に向けて新しい価値観や解決のアイディアを導き出す。授業はグループワークと発表、討議を中心に行う。
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2. |
授業の到達目標 |
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(1)私たちが抱えている社会課題の背景を理解し、豊かで幸せな生活や持続可能な社会の在り方を提起する。 (2)設定したテーマについて調べ、考え、協働し、議論する事を通し、コミュニケーション能力を高める。 (3)研究遂行能力、プレゼンテーション能力、レポート作成能力を高める。 (4)セミナーという1つのコミュニティの一員であることを自覚し、様々な角度からセミナーに貢献する。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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出席:30%、本セミナーへの貢献度:20%、発表:50%
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4. |
教科書・参考書 |
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適宜紹介、配布する。
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5. |
準備学修の内容 |
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発表とレポート作成には十分な準備が求められる。設定したテーマについて徹底的に調べ、その研究成果を発表とレポートを通して伝える。文献やインターネットだけでなく、インタビューやアンケートの調査も歓迎する。課外活動も予定している。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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学生には、グループワーク、発表やレポート作成に向けた授業外学習、課外活動などを行うに大切な積極性やリーダーシップ、協調性、責任感、勤勉性、継続力、企画力を求める。発表は勿論、授業内での発言やディスカッションなどを通しての積極的な参加を望む。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス | 【第2回】 | 持続可能な開発目標(SDGs: Sustainable Development Goals) | 【第3回】 | 社会調査の基礎 | 【第4回】 | 社会調査の基礎 | 【第5回】 | グループワーク | 【第6回】 | グループワーク | 【第7回】 | グループワーク | 【第8回】 | グループワーク | 【第9回】 | グループワーク・発表準備指導 | 【第10回】 | グループワーク・発表準備指導 | 【第11回】 | 発表とディスカッション | 【第12回】 | 発表とディスカッション | 【第13回】 | 発表とディスカッション | 【第14回】 | 発表とディスカッション(レポートの提出日) | 【第15回】 | まとめと振り返り |
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