Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:ESS-106
西洋史概説 II (教職) 工藤 則光
選択  2単位
【経営】 18-1-1501-1570-004A

1. 授業の概要(ねらい)

 西洋史概説Iに引き続いて、ヨーロッパおよび南北アメリカの通史を講義する。具体的には、該当事項について高等学校学習指導要領(地理歴史編)に従って概観した後で、歴史学の研究成果に基づいて教科書には書かれていないが、歴史理解に必要である重要な側面をできるだけ紹介する。

2.
授業の到達目標

 1.西洋史について基本的知識を獲得し、それらを説明できる。
 2.高校世界史BおよびAの西洋史部分について自信をもって教えることができる。
 3.世の中の動きを歴史的に考えるための視点を獲得する。

3.
成績評価の方法および基準

 小リポート・小テスト40%、期末テスト60%
 ①小リポートは基本的に授業中のリアクション・ペーパー(原則毎回実施)のことである。
 ②小テストは履修者数にもよるが、原則毎月実施する。
 ③期末テストは定期試験日となることもある。

4.
教科書・参考書

 1.テキストは使用しない。
 2.参考文献は適宜紹介する。

5.
準備学修の内容

 概説書、DVDなど理解を深めることができる教材を紹介するので、事前に読んだり見たりするとよい。

6.
その他履修上の注意事項

 1.世界史教科書(A・B)を再読すること。
 2.履修人数によるが、グループワークなどの作業も行うこともある。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 ガイダンス:①授業の目的と進め方など、②復習を兼ねて:近世に関する近年の歴史学の成果および動向
【第2回】
 近代:1.アメリカ合衆国独立とフランス革命
【第3回】
 近代:2.産業革命と社会問題ロシア帝国
【第4回】
 近代:3.19世紀ヨーロッパと国民国家
【第5回】
 近代:4.アメリカ合衆国の発展
【第6回】
 特論1:ロシア帝国
【第7回】
 近代に関する近年の歴史学の成果および動向
【第8回】
 現代:1.第一次世界大戦とロシア革命
【第9回】
 現代:2.第二次世界大戦
【第10回】
 特論2:ラテン・アメリカの歴史
【第11回】
 特論3:アフリカの歴史 
【第12回】
 現代:3.トルコ革命とパレスティナ
【第13回】
 現代:4.冷戦とその終結
【第14回】
 グローバルヒストリーと新しい世界史
【第15回】
 まとめおよび期末試験