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授業の概要(ねらい) |
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わが国では少子化が続くが、世界の人口は爆発的に増え続け、環境の悪化と資源の枯渇が問題となっている。“不要になったら廃棄”という『一方通行』からリユース(再利用)と不用品を資源やエネルギーに戻す『循環型社会』を築くことが急務である。徳川時代の世界一人口の循環型都市江戸に見習おう。そこには古着屋などのリサイクル産業が栄えていた。最近脚光を浴びている「エコビジネス」という新しい産業の魅力を探ろう! 環境を良くするにはどうすればよいのだろうか?われわれの身近な環境問題であるさまざまな廃棄物とそれらの処理法を学び、循環型社会を実現させるため、「リデュース」「リユース」「リサイクル」を展望し、特にリサイクル技術について、教員自身のこれまでのリサイクル技術に関する開発事例を紹介しながら、興味深く平易に、実社会の最新情報も取り入れて、一緒に考えよう!
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2. |
授業の到達目標 |
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廃棄物とは何か?それらをいかに処理するか?いかに資源化するか?いかに循環型社会を実現させるか?を考え、その方法を家族や友人たちに説明できる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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レポート点(20点×2回、テーマと期限は講義中に示す)と期末テスト(60点)。欠席と遅刻は減点する。質問に正解の場合に加点し、自主レポートには特別加点あり。
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教科書・参考書 |
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使用しないで最新の資料・情報を用いる。
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準備学修の内容 |
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新聞記事やニュースなどから廃棄物とその活用に関心をもつ。
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その他履修上の注意事項 |
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産業廃棄物にはどんなものがあるか?を知ること。それらをいかにリサイクルして資源にするかを理解する。また、動脈産業だけでなく、リサイクルなど静脈産業も君たちの進路就職の選択肢であることを考える。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 廃棄物とは?その魅力と処理の難かしさ | 【第2回】 | 生ゴミとその処理~ディスポーザーによる減量化・バイオマス発電・コンポスト(堆肥)化 | 【第3回】 | 産業廃棄物の種別と内容 | 【第4回】 | 産業廃棄物の処理法~埋め立て地はもうない | 【第5回】 | 産業廃棄物の処理法~焼却はダイオキシンに注意! | 【第6回】 | 3Rとは?~リデュース・リユース・リサイクル | 【第7回】 | リサイクルとは?~ケミカルリサイクル・サーマルリサイクル・マテリアルリサイクル | 【第8回】 | ケミカルリサイクル その1 分解して、原料に戻したり、油に変える | 【第9回】 | ケミカルリサイクル その2 製鉄用コークスの代わり | 【第10回】 | マテリアルリサイクル その1 工場内リサイクルとフィールドリサイクル | 【第11回】 | マテリアルリサイクル その2 フィールドリサイクルの難しさ | 【第12回】 | プラスチック・ゴムのマテリアルリサイクル~我々の開発事例 | 【第13回】 | 古紙・アルミ・鉄・ガラス製品のリサイクル | 【第14回】 | ペットボトルとキャップのリサイクル~仲間が始めた「キャップ収集運動」は海外へ発展中 | 【第15回】 | 全員討論~卒業後“静脈産業”で活躍するには? |
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