1. |
授業の概要(ねらい) |
|
環境関連の法体系を網羅的に学んでいきます。具体的には、日本の環境政策の根本ともいうべき環境基本法をスタートに、みなさんの身近な製品に関わるリサイクル関連法まで、幅広い分野から見ていきます。またそれら各法律が私たちの生活にどのようにつながるのか、環境面からどのように支えているかを考えます。法律の成り立ち、仕組みを知ることによって日本の環境政策の成り立ちの概観を知ることにつながると思います。 特に環境関連の法律を学ぶ際に最適な入門講義です。 *実際の授業カリキュラムは進捗や理解度によって変更になる可能性があります。その際は授業の中でお知らせします。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
テレビや新聞、Webなどで環境問題を目にするたびに、「これってあの法律が絡んでるんじゃないかな?」と、日常のシーンでもどんな法律に関わる問題や事象なのかを意識できるようになってもらいたいと思います。
|
3. |
成績評価の方法および基準 |
|
授業の出席率、授業への参加度、期末試験で総合的に評価します。
|
4. |
教科書・参考書 |
|
講義内容によって、必要な際は資料を配布します。
|
5. |
準備学修の内容 |
|
環境問題は日々新しい情報や事例が出てきています。最新情報をWebや新聞、ニュースなどから情報として得ておいてください。Webを使って調べることに抵抗がある方は、普段使用している使い慣れたツール(Twitter、Facebook、スマートフォンアプリなど)なんでも構いません。大事なのはいかに関連する情報に触れているかです。さらに、興味を持った内容についてはより深く情報を集め、可能であれば関連する文献を読んでおくと良いです。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
知識や情報の習得だけを目的とするのではなく、法律が日常生活のツールであることを意識して学習して欲しいと思います。
|
7. |
各回の授業内容 |
|
【第1回】 | イントロダクション / 日本が抱える環境問題とそのために生まれた環境関連法規① | 【第2回】 | 日本が抱える環境問題とそのために生まれた環境関連法規② | 【第3回】 | 環境法規の体系と調査方法(国内編) | 【第4回】 | 環境法規の体系と調査方法(海外編) | 【第5回】 | 法令用語 | 【第6回】 | 地球環境に関する法律(フロン回収破壊法等) | 【第7回】 | 大気、騒音、振動に関する法律(大気汚染防止法等) | 【第8回】 | 水、土壌に関する法律(土壌汚染対策法等) | 【第9回】 | リサイクル①(循環型社会形成推進基本法・廃棄物処理法・資源有効利用促進法) | 【第10回】 | リサイクル②(各リサイクル法) | 【第11回】 | リサイクル③(各リサイクル法) | 【第12回】 | 環境管理項目と環境影響・環境法規 | 【第13回】 | 業種に関連する環境法規 | 【第14回】 | 設備に関連する環境法規 | 【第15回】 | 自分たちの生活と環境法規のつながりを考える 〜リフレクション〜 |
|