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授業の概要(ねらい) |
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伝統的に日本と韓国の企業は、製造業を中心とするハードウェア分野に競争優位を構築してきた。しかし、近年の情報通信技術(ICT)の発達により、ソフトウェア分野の付加価値がハードウェア分野を上回っている。その結果、コンピュータが処理可能な形式のプログラム(ソースコード)を作成するプログラミング言語に関する関心も高まっている。 そこで、この授業では汎用性が高いプログラミング言語であるJavaを用い、プログラムの設計・作成・実行・結果の検証などの一連のプログラミング作業を学習する。その過程で、ソフトウェア開発やプロジェクト管理などの情報システム開発の基礎知識を理解していく。更にソフトウェア開発に関するビジネスケースも紹介する。
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授業の到達目標 |
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1. 簡単なJavaプログラムを設計・作成・実行・結果の検証ができる。 2. ソフトウェア開発の特徴とプロセスを説明できる。
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成績評価の方法および基準 |
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授業内課題60%, 小テスト40%を原則として総合的に評価する。
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教科書・参考書 |
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教科書:特に指定しない。講義資料は事前にアップロードする予定である。 参考書:Javaに関する入門書。
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準備学修の内容 |
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授業時に課題を出すので復習すること。この授業は、前回までの内容が理解できないと次回以後の授業にも支障があるので、理解できるまで復習する必要がある。
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その他履修上の注意事項 |
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毎回の授業内容は、なるべく授業内で理解できるよう努力すること。 授業内実習や課題を保存できるように、毎回、USBを持参すること。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション | 【第2回】 | 「情報システム論I」の復習 | 【第3回】 | クラス型の変数とオブジェクトの配列に関して学習する。 | 【第4回】 | Objectクラスの継承などの新しいクラスに関して学習する。 | 【第5回】 | クラスの階層などのインターフェースに関して学習する。 | 【第6回】 | 大規模なプログラム開発の基礎を学習する。 | 【第7回】 | ソフトウェア開発に関するビジネスケースを紹介する。 | 【第8回】 | 総括と小テスト | 【第9回】 | 例外と入出力処理に関して学習する。 | 【第10回】 | スレッドの基本と操作、作成方法に関して学習する。 | 【第11回】 | グラフィカルなアプリケーションに関して学習する。 | 【第12回】 | Java Eclipseを用いたログイン画面の作成を演習する。 | 【第13回】 | 続けてJava Eclipseを用いたログイン画面の作成を演習する。 | 【第14回】 | ソフトウェア開発に関するビジネスケースを紹介する。 | 【第15回】 | 総括と小テスト |
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