Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:SEM-402
法律学演習 IV 井川 博
必修  2単位
【法学】 18-1-1220-4647-016A

1. 授業の概要(ねらい)

 この演習では、地方自治に関する重要な課題や論点について勉強する。
 日本の地方自治体は、住民の福祉向上のため極めて大きな役割を担っているが、地域の活性化、地方分権の推進、住民との協働、議会改革など様々な課題があり、多くの問題が論じられている。こうした日本の地方自治に関する課題や論点の中から、各参加者が、担当するテーマを決め、調査研究を行った上で報告するとともに、各報告を踏まえて、参加者全員で討議・検討を行うこととする。こうした演習により、地方自治制度や自治体活動の現状や課題に対する理解を深めるとともに、各参加者の分析能力、発表能力、討議能力の向上を図ることを目指している。

2.
授業の到達目標

 ①地方自治に関する重要な課題や論点について、様々な観点から分析・検討することができる。
 ②地方自治に関する制度や重要な課題の背景・現状・問題点について理解できる。
 ③自主的に調査や研究を行い、その成果を口頭やレポートで発表できる。

3.
成績評価の方法および基準

 演習での報告内容(50%)、授業中の発言等(50%)を総合的に評価する。

4.
教科書・参考書

 教科書:教科書は用いない。
 参考書:参考書については、各参加者が担当するテーマ等を踏まえて授業の中で適宜紹介する。

5.
準備学修の内容

 ①報告者だけなく、他の参加者も報告テーマについて事前に勉強して、疑問点を明確にするとともに、問題意識を持って演習に参加すること。
 ②出来るだけ地方自治に関係する新聞の記事などに目を通しておくこと。

6.
その他履修上の注意事項

 ①各担当者の報告等を踏まえて、参加者全員で討議・検討することとしており、各参加者の授業に対する積極的な貢献を期待する。
 ②原則として、各回1つのテーマを検討することとし、各回の報告者及び検討するテーマは、第1回の授業の際に決定する。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 演習の進め方について説明するとともに、各回の報告者及び検討するテーマを決定する。
【第2回】
 地方自治の重要な課題と論点について説明する。
【第3回】
 各報告者が選択したテーマについて、調査研究に基づいて発表するとともに、全員により当該報告を踏まえて討議・検討を行う(1)。
【第4回】
 各報告者が選択したテーマについて、調査研究に基づいて発表するとともに、全員により当該報告を踏まえて討議・検討を行う(2)。
【第5回】
 各報告者が選択したテーマについて、調査研究に基づいて発表するとともに、全員により当該報告を踏まえて討議・検討を行う(3)。
【第6回】
 各報告者が選択したテーマについて、調査研究に基づいて発表するとともに、全員により当該報告を踏まえて討議・検討を行う(4)。
【第7回】
 各報告者が選択したテーマについて、調査研究に基づいて発表するとともに、全員により当該報告を踏まえて討議・検討を行う(5)。
【第8回】
 各報告者が選択したテーマについて、調査研究に基づいて発表するとともに、全員により当該報告を踏まえて討議・検討を行う(6)。
【第9回】
 各報告者が選択したテーマについて、調査研究に基づいて発表するとともに、全員により当該報告を踏まえて討議・検討を行う(7)。
【第10回】
 各報告者が選択したテーマについて、調査研究に基づいて発表するとともに、全員により当該報告を踏まえて討議・検討を行う(8)。
【第11回】
 各報告者が選択したテーマについて、調査研究に基づいて発表するとともに、全員により当該報告を踏まえて討議・検討を行う(9)。
【第12回】
 各報告者が選択したテーマについて、調査研究に基づいて発表するとともに、全員により当該報告を踏まえて討議・検討を行う(10)。
【第13回】
 各報告者が選択したテーマについて、調査研究に基づいて発表するとともに、全員により当該報告を踏まえて討議・検討を行う(11)。
【第14回】
 各報告者が選択したテーマについて、調査研究に基づいて発表するとともに、全員により当該報告を踏まえて討議・検討を行う(12)。
【第15回】
 第3回から第14回までの演習のまとめと意見交換を行う。