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授業の概要(ねらい) |
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19世紀フランスの社会思想の展開を、シャルル・フーリエの思想を中心に検討します。 19世紀フランス社会思想は、主として非大学人によって担われたという点が特徴をなしています。その中でもフーリエの思想は異彩を放っていました。この授業では、シャルル・フーリエの思想と、その後の受容について多面的な角度から解説することを通じて、19世紀フランス社会思想の展開の一側面を説明します。
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2. |
授業の到達目標 |
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1)19世紀フランス思想の展開について理解できる。 2)シャルル・フーリエの思想について理解を深める。
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成績評価の方法および基準 |
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原則として、小テスト(リアクション・ペーパー)・復習テスト40%、期末テスト(論述式)60%としますが、受講状況を見て決定します。
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教科書・参考書 |
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参考書:石井洋二郎『科学から空想へ』藤原書店。 その他の参考文献は講義中で紹介する。
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準備学修の内容 |
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参考書や講義中に紹介する参考文献を読んでください。
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その他履修上の注意事項 |
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世界史や世界地理の知識は受講の前提としませんが、講義前後の予習復習を通じて学修する必要があります。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 全体の概要 | 【第2回】 | 19世紀フランスの社会政治史概説 | 【第3回】 | 19世紀フランスの社会思想の展開概説 | 【第4回】 | 『四運動の理論』の成立 | 【第5回】 | 『愛の新世界』の成立 | 【第6回】 | 『愛の新世界』の内容 | 【第7回】 | 『産業の新世界』以降 | 【第8回】 | フランス革命の思想との関連 | 【第9回】 | 18世紀思想との関連 | 【第10回】 | 社会運動との関連 | 【第11回】 | 文学・芸術との関連 | 【第12回】 | 西洋倫理思想史との関連 | 【第13回】 | 社会科学の発展との関連 | 【第14回】 | 20世紀思想との関連 | 【第15回】 | まとめと試験 |
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