Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:ESS-201
社会科・地理歴史科教育法 I 魚山 秀介
教職  2単位
【現代ビジ】 18-2-2120-2780-018A

1. 授業の概要(ねらい)

 本講義では主に中学校社会科(地理、歴史、公民的分野)の学習指導案及びワークシートを紹介しながら,学習の主体である生徒にとって魅力ある社会科学習の方法論について受講生諸君とともに考えてゆきたい。その際,元現職教員の立場から高等学校における地理歴史科と公民科との接点についても論議をすすめる。また,「総合的な学習の時間」やHRと連携した授業実践について検討する。

2.
授業の到達目標

 社会科及び地理歴史科の目標,各科目の目標や内容を具体的,実践的に理解しながら,授業を具体的に構想し,学習指導案を作成することができる。そして自信をもって教育実習にのぞむことができる。

3.
成績評価の方法および基準

 レポート:55%
中学校社会科の目標,及び各分野の目標や内容を実践的に理解し,生徒が学習に対して主体的に取り組むことが出来る学習指導案及びワークシートを作成しているかを評価する。
 平常点評価: 45%
毎回の講義で配布されるワークシートに学修成果を記入し、主体的に講義に参加しているかを評価する。

4.
教科書・参考書

 教科書  魚山秀介 他編 『中学校社会科教育の実践と方法』(清水書院)
 参考書  文部科学省『中学校学習指導要領解説 社会編』 日本文教出版
      文部科学省『高等学校学習指導要領解説 地理歴史編』 教育出版

5.
準備学修の内容

 社会科に関する幅広い知識が前提となっての教材研究が不可欠なので、日頃からそれに関係する文献や映画などについての情報収集を怠らないこと。

6.
その他履修上の注意事項

 教職課程受講生にふさわしい態度で講義に臨むこと。
 

7.
各回の授業内容
【第1回】
オリエンテーション:講義内容についての説明
【第2回】
中学校社会科及び地理歴史科におけるICT教材について
【第3回】
ワークシートの作成方法
【第4回】
教材研究 中学校社会科 地理的分野・世界地理
【第5回】
教材研究 中学校社会科 地理的分野・日本地理
【第6回】
教材研究 中学校社会科 歴史的分野・古代
【第7回】
教材研究 中学校社会科 歴史的分野・近世
【第8回】
教材研究 中学校社会科 歴史的分野・近代
【第9回】
教材研究 中学校社会科 公民的分野・政治
【第10回】
教材研究 中学校社会科 公民的分野・経済
【第11回】
教材研究 中学校社会科 公民的分野・国際社会
【第12回】
映画を取り入れた社会科及び地歴学習について
【第13回】
学習指導案の作成作業(1)学習目標を中心に
【第14回】
学習指導案の作成作業(2)思考力、判断力、表現力を中心に
【第15回】
総括及び振り返り