Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:ECH-201
日本経済史 I 宮田  純
選択必修  2単位
【経済】 18-1-1110-5132-011

1. 授業の概要(ねらい)

通史としての日本経済の歴史についての知識受容を通じて、大学生として、社会人として、あるいは今後の生活体系に不可欠な素養の蓄積をはかる。この修練は確実に経済活動を行うこととなる受講生にとって、きわめて有益な場となる。
授業の聴講だけでなく、予習・復習を併せもっての学習が必要であるが、授業時に提示する重要キーワードについての事前学習(予習)、および、授業後の加筆も含めた知識の再整理(復習)を継続することにより、知的基盤の確立化がはかられる。
本講義では原始・古代から開国期までを扱う。

2.
授業の到達目標

国際社会の中の日本、ならびに技術開発の進展といった観点から、経済活動の変質を把握し、通史としての日本経済史を把握することができる。
日本経済史を構成する専門用語に対して確実な理解を寄せ、それを適切に使用しながら表現することができる。
日本経済の過去の展開を把握したうえで、それを参考としながら現実を分析し、さらに具体的な未来を構想することができる。

3.
成績評価の方法および基準

試験100%(注:持込等は一切不可)
5回以上欠席した場合は受験できません。

4.
教科書・参考書

授業時に指示します。

5.
準備学修の内容

【予習】授業時に提示した重要キーワードについての事前学習
【復習】講義録に加筆を施した再整理

6.
その他履修上の注意事項

私語厳禁

7.
各回の授業内容
【第1回】
はじめに―ガイダンス―
【第2回】
日本経済史1の分析視角(1)―時代区分の観点―
【第3回】
日本経済史1の分析視角(2)―日本経済史1を組成する要素―
【第4回】
原始・古代社会の経済
【第5回】
中世社会の経済
【第6回】
戦国期の経済(1)―守護大名の諸政策―
【第7回】
戦国期の経済(2)―織田信長による全国統一過程と経済圏の生成―
【第8回】
戦国期の経済(3)―豊臣秀吉による全国統一過程と経済圏の生成―
【第9回】
近世社会の経済(1)―武断政治期の経済発展―
【第10回】
近世社会の経済(2)―徳川家康と国土開発―
【第11回】
近世社会の経済(3)―文治政治期の経済発展―
【第12回】
近世社会の経済(4)―幕政改革期(享保・天明期)の経済発展―
【第13回】
近世社会の経済(5)―幕政改革期(寛政・天保期)の経済発展―
【第14回】
近世社会の経済(6)―近世社会における多彩な経済観の生成―
【第15回】
まとめ