Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:ECH-202
日本経済史 II 宮田  純
選択必修  2単位
【経済】 18-1-1110-5132-009

1. 授業の概要(ねらい)

通史としての日本経済の歴史についての知識受容を通じて、大学生として、社会人として、あるいは今後の生活体系に不可欠な素養の蓄積をはかる。この修練は確実に経済活動を行うこととなる受講生にとって、きわめて有益な場となる。
授業の聴講だけでなく、予習・復習を併せもっての学習が必要であるが、授業時に提示する重要キーワードについての事前学習、および、授業後の加筆も含めた知識の再整理(復習)を継続することにより、知的基盤の確立化がはかられる。
なお、本講義では、開国期から戦間期を扱う。

2.
授業の到達目標

国際社会の中の日本、ならびに技術開発の進展といった観点から、経済活動の変質を把握し、通史としての日本経済史を把握することができる。
日本経済史を構成する専門用語に対して確実な理解を寄せ、それを適切に使用しながら表現することができる。
日本経済の過去の展開を把握したうえで、それを参考としながら現実を分析し、さらに具体的な未来を構想することができる。

3.
成績評価の方法および基準

試験100%(注:持込等は一切不可)
5回以上欠席した場合は受験できません。

4.
教科書・参考書

授業中に指示する

5.
準備学修の内容

【予習】授業時に提示した重要キーワードについての事前学習
【復習】講義録に加筆を施した再整理

6.
その他履修上の注意事項

私語厳禁

7.
各回の授業内容
【第1回】
はじめに―ガイダンス―
【第2回】
日本経済史Ⅱの分析視角―時代区分の観点―
【第3回】
近代化以前の日本経済の歴史
【第4回】
近代化の全体像について
【第5回】
開国期の諸相と経済事象
【第6回】
岩倉使節団の史的意義
【第7回】
明治維新政府の諸政策と経済事象
【第8回】
明治新政府の殖産興業政策とその影響
【第9回】
日清・日露戦争と日本経済
【第10回】
第一次世界大戦と日本経済
【第11回】
関東大震災と日本経済
【第12回】
世界恐慌・昭和恐慌と日本経済
【第13回】
戦時体制下の日本経済
【第14回】
日本経済史における前近代・近代理解の現在型
【第15回】
まとめ