Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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科目ナンバリング:MAN-206
産業実務演習 II 伍井 和夫
選択必修  2単位
【経済】 18-1-1120-3396-034

1. 授業の概要(ねらい)

ロジカルに考えることは、単に自説の説得力を高めたり、問題解決のアイデアを効率的に導き出したりするだけではなく、クリエイティブに考えることにもつながる。この演習では具体事例を参考にしながら、いわゆる一連のロジカル・シンキングを習得する。秋期は実務を前提にしたケース・スタディに注力する。

2.
授業の到達目標

(1)論理的に考える力の向上(問題点の抽出から問題解決までの方法論の習得)
(2)文章力の向上(ミニレポートを作成するためのノウハウの習得)

3.
成績評価の方法および基準

適時に実施する授業内課題提出(30%)、LMSを通じた課題提出(20%)、及び期末試験(50%)の結果を総合的に評価する。尚、5回を超えて欠席した者は成績評価の対象外とする。

4.
教科書・参考書

テキスト:平井孝志・渡部高志『日経文庫1922ビジュアル ロジカル・シンキング』日本経済新聞出版社2012年
参考書: 鶴光太郎『性格スキル人生を決める5つの能力(祥伝社新書)』祥伝社2018年
高橋伸夫『よくわかる経営管理』ミネルヴァ書房2011年

5.
準備学修の内容

授業時間外の具体的な準備学習内容や課題は、LMSを通じて提示及び評価する。

6.
その他履修上の注意事項

LMSを有効活用するため、パソコン及びインターネットの環境を整備しておくこと。おもしろおかしく(Joy & Fun)学習できるように、教員と共に工夫しよう。

7.
各回の授業内容
【第1回】
ロジカル・シンキングは仕事の常識(1)思考スピードをアップ
【第2回】
ロジカル・シンキングは仕事の常識(2)「考える」とは結論を出すこと
【第3回】
ピラミッド構造で論理的に考える(1)物事を分解しながら具体性を高める
【第4回】
ピラミッド構造で論理的に考える(2)三段論法で理論を作り上げる
【第5回】
実務に役立つロジカル・シンキングの習得(1)外部講師招聘
【第6回】
実務に役立つロジカル・シンキングの習得(2)外部講師招聘
【第7回】
実務に役立つロジカル・シンキングの習得(3)外部講師招聘
【第8回】
モレなくダブりなく考える(1)モレなく考えることで的をはずさない
【第9回】
モレなくダブりなく考える(2)マトリックスは優先順位決める有効な手段
【第10回】
ロジカル・シンキングで問題解決(1)問題発見の4Pを活用する
【第11回】
ロジカル・シンキングで問題解決(2)常にその時点での答え「仮説」を持とう
【第12回】
思考の質を高める(1)情報量と思考量は反比例する
【第13回】
思考の質を高める(2)すべてを健全に疑って見る
【第14回】
説得力を高めるロジカル・コミュニケーション(1)まずは結論から
【第15回】
説得力を高めるロジカル・コミュニケーション(2)事実・認識・意見は明確に分ける