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授業の概要(ねらい) |
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看護実習Ⅱは養護教諭を目指すための基盤となる医学的知識を習得するための科目の1つである。看護学Ⅰ~Ⅲの講義科目、看護実習Ⅰで学んだことを総括し、病院での実習に参加する。実習を通して、医療チームの連携、 通院や療養する人々に対する理解、看護実践の場から看護の機能と役割の理解をねらいとする。 <注意>以下の要件にすべて該当しない場合は、看護実習Ⅱを履修することができません。 1.養護教員免許の取得申請を教務課にしている。 2.看護学Ⅰ、看護学Ⅱ、看護実習Ⅰ、看護学Ⅲの単位を取得している。 3.前年度までのGPAが2.20以上である
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授業の到達目標 |
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1.実習する病院の特徴、機能、役割について述べることができる。 2.病院で療養している人の生活や心理状態を考察できる。 3.看護実践の場に身を置き、看護の機能と役割について考えることができる。 4.医療を学ぶ学生として適切に行動することができる
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成績評価の方法および基準 |
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実習の成績は100点満点とする。 実習時間数が所定の時間の5分の4に満たない場合の単位は認定されない。 1.事前課題 15% 2.実習記録 35% 3.実習後レポート 20% 4.プレゼンテーション 20% 5.ポートフォリオ・実習計画書 10% <減点基準> 1日の欠席につき10点、遅刻・早退・提出物遅れ(最終提出物については、遅れたものは受理しない)は1回につき5点の減点とします。
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教科書・参考書 |
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ガイダンス時に伝達します。 他、これまでの看護学関連の授業で用いたものを参考にして自己学習してください。
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準備学修の内容 |
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病院実習前に、事前課題を行い、看護学Ⅰ~Ⅲ、看護実習Ⅰで学んだことを総復習します。学習範囲が広いため、計画的に行うようにしてください。事前課題を期限内に終了していない学生は実習の参加を許可しません。また、事前課題の取り組み方が不十分である学生には個別に注意・指導をしますが、改善されない場合は実習の参加を許可しないこともあります。事前課題詳細は、実習ガイダンス時に配布する実習要項を参照してください。
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その他履修上の注意事項 |
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実習に向けての準備をしっかり行い、学生らしい態度で実習に臨んでください。 実習期間中は実習に専念し、目標達成に努めてください。 実習期間中は法令、条例、実習施設の規則を遵守し、実習施設の理念を理解し、信用や名誉を傷つけるような行為は行わないように注意してください。 特に個人情報の取り扱いには十分注意してください。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 学内 看護技術の復習 実習目標の確認 | 【第2回】 | 病院実習 病院オリエンテーション(各病棟、外来のオリエンテーション) | 【第3回】 | 病院実習 病院における感染予防に関する講義 | 【第4回】 | 病院実習 病棟実習(小児科病棟 検査、処置、ケアの見学) | 【第5回】 | 病院実習 病棟実習(小児科病棟 看護師の役割の理解) | 【第6回】 | 病院実習 病棟実習(外科系病棟 検査、処置、ケアの見学) | 【第7回】 | 病院実習 病棟実習(外科系病棟 看護師の役割の理解) | 【第8回】 | 学内 病棟実習のリフレクション | 【第9回】 | 学内 外来実習の実習目標の確認 | 【第10回】 | 病院実習 外来実習(小児科外来見学) | 【第11回】 | 病院実習 外来実習(小児科外来における看護師の役割の理解) | 【第12回】 | 病院実習 外来実習(救急外来見学) | 【第13回】 | 病院実習 外来実習(救急外来における看護師の役割の理解) | 【第14回】 | 病院実習 まとめ | 【第15回】 | 病院実習プレゼンテーション |
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