Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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自動車整備1(Automobile Maintenance & Inspection:Part1) 加藤 彰
1年 AT後期 専門科目選択 2単位
【機械・後期】 18-1-0158-4885

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

次の内容を学びます。
(1)自動車整備に使う測定機器、工具・機器
(2)エンジン点検・調整機器、電気系統点検機器、検査機器、車両点検調整機器、自動車検査用機器
(3)車体整備用機器
この授業は、DO2とDP4に関する知識、技法、態度を修得します。

2.
授業の到達目標

自動車整備に必要な測定機器、作業工具、調整機器及び検査機器等について、それらの原理、機能、構造、取扱方法を修得し、自動車エンジニアに必要とされる基本的な内容を説明できるようになることである。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

15回目のテストの成績(80%)と授業中に出された課題プリントの実施状況(20%)で評価します。
なお、テストと課題プリントは終了後に解答を解説します。

4.
教科書・参考書

「自動車整備工具・機器」全国自動車大学校・整備専門学校協会(国土交通省自動車交通局推薦)

5.
準備学修の内容・必要な時間

(1)予習時間は1,5時間以上とし、指定された教科書等で各回の授業内容に関する項目について事前に読んで理解します。
(2)復習は1.5時間以上とし、授業でやった内容の課題プリントを適時配布するので次回の授業までに終了して内容を理解してください。

6.
その他履修上の注意事項

授業は全て出席することが必要です。遅刻・早退・欠席のチェックを厳密に行う。
自動車整備1は、オートモビル・テクノロジー・コース〔ATコース〕の必修科目の◆印です。

7.
授業内容

【第1回】
計測概論(測定と検査、測定の基礎、測定誤差、有効数字 等)について講義を行う。
【第2回】
自動車整備に使用する測定器(直尺、ノギス、マイクロメータ)の原理、構造、取扱方法及び保守について講義を行う。
【第3回】
自動車整備に使用する測定器(ダイヤルゲージ、シリンダゲージ、キャリパゲージ)の原理、構造、取扱方法及び保守について講義を行う。
【第4回】
自動車整備に使用する測定器(シックネスゲージ、ストレートエッジ、定盤、Vブロック)の取扱方法及び保守について講義を行う。
【第5回】
自動車整備に使用する測定器(スコヤ、トルクレンチ、ばね秤、圧力計)の原理、構造、取扱方法及び保守について講義を行う。
【第6回】
工具の概要及び自動車整備に使用する工具(スパナ、めがねレンチ、ソケットレンチ、ヘキサゴンレンチ)の取扱方法について講義を行う。
【第7回】
自動車整備に使用する工具(モンキレンチ、ドライバ、プライヤ、ペンチ)の種類及び取扱方法について講義を行う。
【第8回】
自動車の使用する作業用機器(インパクトレンチ、電気ドリル、卓上ボール盤)の構造、取扱方法について講義を行う。
【第9回】
自動車の使用する作業用機器(ベンチグラインダ、ジャッキ類、油圧プレス)の構造、取扱方法について講義を行う。
【第10回】
エンジン点検・調整機器の概要とエンジン点検・調整機器(エンジン回転計、タイミングライト、コンプレッションゲージ)の構造及び取扱方法について講義を行う。
【第11回】
電気装置点検・調整機器の概要と電気装置点検・調整機器(ボルトメータ、アンペアメータ、、メガー)の原理、構造及び取扱い方法について講義を行う。
【第12回】
電気装置点検・調整機器(サーキットテスタ、比重計)の原理、構造及び取扱方法について講義を行う。
【第13回】
自動車検査用機器 サイドスリップテスタ、ブレーキテスタの原理・構造、取扱方法について講義を行う。
【第14回】
自動車検査用機器 ヘッドライトテスタ、排ガス測定器、黒煙測定器、騒音計の原理・構造、取扱方法について講義を行う。
【第15回】
テスト、まとめ