1. |
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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1人1台のロボットキットを用いて、以下のことに取り組みます。
(1)センサ・モータなどロボットの基礎技術に関する学習 (2)サッカーロボットの製作 (3)レスキューロボットの製作 (4)ダンスロボットの製作(エクストラ)
この授業では、ロボットに関するより専門性の高い知識を身につけるとともに、理工系の各分野で必要となる専門性と想像力に基づいて具体的な課題に対処する方法や態度を修得します(理工学部のディプロマポリシー1、3に関連)。
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2. |
授業の到達目標 |
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ロボット製作演習1を受講して基本的な知識を修得しているレベルの学生を対象に、ロボティクスに必要な知識を体験的に学びます。この授業を受講することで、センサ情報に基づいてより複雑な動作を実行するロボットを製作できるようになります。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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2/3以上の出席を前提に、1.で述べた(1)〜(3)の課題の達成度を評価します。
演習中に教員やTAから具体的なアドバイスや評価があり、各課題の達成度については記録を残します。また、授業の最後に、全体の達成度の確認と解説、総評を口頭で行います。
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4. |
教科書・参考書 |
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ロボットキット、工具、教科書およびコンピュータについては大学側が用意をします。また、適時、プリントを配布するとともに、LMS上のコンテンツを利用します。
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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ロボット製作演習1を履修しているレベルを前提としますので、演習1の内容を復習してください。また、学内のコンピュータの使用方法、LMS等の学内情報システムの基本的な使用方法を理解している前提で授業を進めるので、それらの使用方法を確認しておいてください。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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集中講義ですので、欠席や遅刻に十分気をつけて下さい。
なお、事前にガイダンスが開かれますので受講を希望する学生は必ず参加してください。また、実習費として3,000円かかります。
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7. |
授業内容 |
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第1回 導入:ロボットキットと開発環境の確認 第2回 ロボット製作の基礎:ロボット製作とプログラミングの復習 第3回 サッカーロボットの製作:ロボットサッカーの概要とルール 第4回 サッカーロボットの製作:ボールの発見方法の検討 第5回 サッカーロボットの製作:ドリブル方法の検討 第6回 サッカーロボットの製作:シュート機能の実現 第7回 サッカーロボットの製作:キーパーロボットの製作 第8回 サッカーロボットの製作:チーム対抗試合 第9回 レスキューロボットの製作:レスキューの概要とルール 第10回 レスキューロボットの製作:赤外線センサの利用 第11回 レスキューロボットの製作:ライントレース機能の実現 第12回 レスキューロボットの製作:被災者の発見方法の検討 第13回 レスキューロボットの製作:ギャップの通過方法の検討 第14回 レスキューロボットの製作:障害物回避方法の検討 第15回 まとめ:課題の評価と後片付け
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