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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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以下の内容を学びます。 (1) DNAの連結と形質転換:プラスミドベクターの作製、lacZ DNAの連結、大腸菌の形質転換 (2) DNAの精製:プラスミドDNAの抽出と精製 (3) 制限地図の作成:制限酵素切断部位の同定、アガロースゲル電気泳動 (4) 試験管内でのDNA増幅:PCR法による lacZ DNAの増幅 (5) 遺伝子発現の調節:β-ガラクトシダーゼの誘導合成、呈色反応による酵素活性の測定 この実験では、DP2、DP3に関する知識、技法、態度を修得します。
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2. |
授業の到達目標 |
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大腸菌プラスミドを用いたDNA組換え実験操作の基本技術を習得できます。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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試験は行いません。レポートの結果が60%以上を合格とします。 レポートは解説をつけて返却します。
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4. |
教科書・参考書 |
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あらかじめ、実験テキストを配付します。
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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事前に実験テキストをよく読んでおいてください。
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その他履修上の注意事項 |
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白衣、名札、A4判レポート用紙、定規を各自で用意してください。
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授業内容 |
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1回目 組換え体プラスミドDNAの作製と形質転換 1.制限酵素によるプラスミドDNAの切断 2.LacZ DNAの連結 3.大腸菌の形質転換 2回目 アガロースゲル電気泳動によるDNA切断反応の検証 3回目 アルカリ法によるプラスミドDNAの抽出と精製 4回目 制限地図の作成 1.制限酵素によるプラスミドDNAの切断 2.アガロースゲル電気泳動による酵素切断部位の同定 5回目 ラクトースオペロンの発現調節1 IPTG による lacZ 遺伝子の発現誘導 6回目 ラクトースオペロンの発現調節2 呈色反応によるβ-ガラクトシダーゼ活性の測定 7回目 PCR法による lacZ DNAの増幅、総合討論 8回目 レポート作成
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