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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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公衆衛生学では疾病とその予防、あるいは健康増進について人々を集団として捉えて生活に関する様々な問題点を解決することを目的とします。健康とは何か?から始まり、健康をどのように捉えるか、健康と環境との関係、健康のための組織的活動などのいついて学びます。この科目はDP1の関連領域に置ける基本的な科学的知識の修得に該当します。
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2. |
授業の到達目標 |
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柔道整復師に必要な基本的医療知識、社会情勢の変化に応じた保健衛生に関する対応および思考を身につける事を目標としています。このことを達成するため、本講義では以下の点についてできるようになる事を目標とします。 健康の概念および衛生指標について説明ができる。 特定環境と疾病の発生について説明できる。 高齢化社会の問題点とその対策に就いて説明できる。 地域差と健康との関係を説明できる。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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定期試験により成績評価を行います(100%)。 3回以上欠席をした場合は1回の欠席につき5点を減点します。 授業態度の悪い学生は(私語など、電話機などの操作)1回につき5点を減点します。
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教科書・参考書 |
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『衛生学・公衆衛生学』 改訂第6版 全国柔道整復学校協会 (監修) 南江堂 *2016年12月に改訂されましたので最新の改訂第6版を用意してください。
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準備学修の内容・必要な時間 |
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以下の点について毎週3時間以上予習および復習してください。 ○ 皆さんが住んでいる市町村から発行される情報誌を読み保育、検診、健康教室など健康・医療・人口に関する実施状況を調べておいてください。 ○ 毎回の授業に先立って、予定されている項目に相当する範囲の教科書を熟読し、概要を把握してから授業に参加してください。 ○ 本講義で扱う内容は我々の生活に密着した内容ですから、授業で扱った内容が新聞やテレビニュースに頻繁に登場します。健康関連記事を理解するよう予習してください。 ○LMSサーバ上に講義資料や関連する該当する項目の国家試験過去問題をアップしておきますので授業前の予習と授業後の復習を実施してください。
○ 家族等から職場でどのような検診などの保健サービスが行われているか聴取しレポート用紙にまとめてください。 ○ 生活習慣病にはどのような疾病がありどのような人が罹患しやすいか調べてください。 ○ 学生自身が医療機関を受診した時に支払う金額や、保健から支給される割合を調べてください。
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その他履修上の注意事項 |
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遅刻または早退をした(する)生徒は、メモ用紙などに学籍番号、氏名、入室または退室時間を記入してその都度本人が提出してください。20分以上の遅刻また早退は欠席とします。 授業中は携帯電話を鞄の中にしまってください。 ノートを取る代わりに写真を撮らないこと。
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7. |
授業内容 |
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【第1回】 | 公衆衛生学の概要について学ぶ。 | 【第2回】 | 健康について学ぶ。 | 【第3回】 | 衛生の主要指標について学ぶ。 | 【第4回】 | 人口統計について学ぶ。 | 【第5回】 | 疾病予防と健康管理について学ぶ。 | 【第6回】 | 母子保健について学ぶ。 | 【第7回】 | 学校保健について学ぶ。 | 【第8回】 | 職場と健康について学ぶ。 | 【第9回】 | 職業と疾病について学ぶ。 | 【第10回】 | 成人・高齢者保健について学ぶ。 | 【第11回】 | 疫学と健康について学ぶ。 | 【第12回】 | 健康増進について学ぶ。 | 【第13回】 | 疾病予防・健康管理について学ぶ。 | 【第14回】 | 地域保健と国際保健について学ぶ。 | 【第15回】 | まとめ |
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