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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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柔道整復学をはじめとする医学ははじめから現在の形で存在していたのではなく、様々な歴史・ドラマを経て現在の形になりました。そこで、本授業では人類史の中で医学がどのように生まれ、どのように発展してきたのかを学びます。さらに、これから医療がどのように変わっていくのかを考えます。 授業の後半には、医学史や今後の医療に関する内容に関するプレゼンテーション発表を行い、より主体的な姿勢で医学史の理解に努めます。
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2. |
授業の到達目標 |
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(1) 人類史における医学の位置づけを理解する。 (2) 医学史を大きく変えた出来事について理解を深める。 (3) これからの医療について自分なりの考えを持つ。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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小テスト(20%)、発表(20%)、定期試験(60%) 正当な理由のない欠席は1回につき2点の減点とします。正当な理由のない遅刻・早退は、1回につき1点の減点とします。全授業回数のうち2/3以上の出席がない学生の評価は行いません。
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教科書・参考書 |
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必要に応じて資料を配布します。
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準備学修の内容・必要な時間 |
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高校までの教科書や一般書などで、「世界史」「日本史」の全体像を大まかに勉強しておくことを勧めます。また、医学的な知識が必要になるので、医学の基礎となる「生物」の復習も行ってください。
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その他履修上の注意事項 |
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授業内容 |
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【第1回】 | 医学史を学ぶ意義について | 【第2回】 | 原始~古代医学 | 【第3回】 | 中世の西洋医学・アラビア医学 | 【第4回】 | 小テストとこれまでのまとめ | 【第5回】 | 人体解剖学の再興・血液循環説の発見 | 【第6回】 | 錬金術と化学の芽生え・外科の近代化 | 【第7回】 | 新大陸からの新薬・科学革命後の医学の変化 | 【第8回】 | 近代病理学と新しい診断法・科学的医学の登場 | 【第9回】 | 19世紀における外科学の進歩 | 【第10回】 | 細菌学の確立・診断と現代医学 | 【第11回】 | 治療薬・薬学の興隆 | 【第12回】 | 医学統計と公衆衛生 | 【第13回】 | グループによる発表資料の作成 | 【第14回】 | 発表会と発表に対するフィードバック | 【第15回】 | 試験とまとめ |
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