1. |
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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大学でレポートや論文を書く時に必要な文章の書き方の力を総合的に学び、さらに上級の日本語運用能力を身につけます。ほぼ毎回の授業の最後には授業内容に関連した課題を与えます。次の授業のはじめには、前の週に出された課題についての文法的誤りや注意すべきポイントを取り上げ、小テストをして確認します。
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2. |
授業の到達目標 |
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1年次の留学生を対象とした授業です。まとまった文章の読み書きができるようになることと、日本語能力試験N1合格を目標とします。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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小テストと宿題提出(40%)、授業中の積極的な発言や取り組み(20%)、期末レポート(40%)の結果を点数化して評価します。毎回の提出物をすべて提出した者に限り、期末レポートを受け取ります。合格ラインは全体の60%以上です。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書:『留学生のための論理的な文章の書き方』二通信子ほか著 スリーエーネットワーク,2000
その他:必要に応じてプリントを配布します。
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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日本語の書き言葉に慣れること。そのためには、日ごろから新聞や本などを読み、語彙を増やす習慣をつけてください。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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1.指定されたテキストは毎回必ず持ってくるようにしてください。 2.授業計画及び使用テキストは、受講学生の状況により変更する場合があります。 3.15回中いずれかの回で、地域交流(小学生との交流会)があります。
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7. |
授業内容 |
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【第1回】 | 文章表現の基礎① レポートや論文に使われる文体 | 【第2回】 | 文章表現の基礎② 文の基本(1) 自動詞と受け身、助詞、語や文の名詞化、首尾一貫した文 | 【第3回】 | 文章表現の基礎③ 文の基本(2) 句読点の打ち方と各種記号の使い方 | 【第4回】 | 文章表現の基礎④ 引用のしかた | 【第5回】 | 大学生のための文章表現① 段落について | 【第6回】 | 大学生のための文章表現② 仕組みの説明 | 【第7回】 | 大学生のための文章表現③ 歴史的な経過の説明 | 【第8回】 | 大学生のための文章表現④ 分類 | 【第9回】 | 大学生のための文章表現⑤ 定義 | 【第10回】 | 大学生のための文章表現⑥ 要約 | 【第11回】 | 大学生のための文章表現⑦ 比較・対照 | 【第12回】 | 大学生のための文章表現⑧ 因果関係 | 【第13回】 | 大学生のための文章表現⑨ 論説文 | 【第14回】 | 大学生のための文章表現⑩ 資料の利用 | 【第15回】 | 大学生のための文章表現⑪ レポートの作成 |
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