1. |
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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前期:リハビリテーション領域で用いられる手技には、柔整手技療法に応用可能なものが数多くあります。本授業では、評価法を含めた様々な手技の習熟に努めます。 後期:柔整手技療法は傷病に対して根拠のある手技を選択、工夫して適宜応用することで患部の回復を促し、痛みを和らげ、身体機能の改善により、日常生活、就労、運動パフォーマンスの向上を図ることを目的とします。本授業では、担当教員による柔整手技療法の一例を見せますが、それにとらわれることなく自分流の手技を確立すべく礎を築いてもらいます。 この授業では柔道整復学科ディプロマポリシー2ならびに3に関する知識を修得します。
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2. |
授業の到達目標 |
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前期:リハビリテーション領域で用いられることの多い手技を習得する。 後期:柔整手技療法についてその意義を理解し、手法を習得する。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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前期は2回の実技試験(中間:25%、期末:25%)により、後期は実技試験(50%)により、基本手技習熟度を評価表に沿って採点評価します。
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4. |
教科書・参考書 |
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必要に応じてテキストを配布します。
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5. |
準備学修の内容・必要な時間 |
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運動器及び脈管系、神経系等の身体の解剖知識を再確認してから挑んでください。友人同士で毎時間学修した内容を練習しておいてください。毎時間学修した内容を友人同士で練習しておいてください。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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授業は白衣で行います。徒手療法は人体に直接触れて実施する為、事前に手を清潔に保ち、爪を整えてから挑んでください。毎授業前にチェックします。また、上肢、下肢の実技では出来る限り直接皮膚に触れて実施します。 前期授業(第1回~15回)を太田が、後期授業(第16回~30回)を櫻井が、それぞれ担当します。
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7. |
授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション | 【第2回】 | IDストレッチングの基本理論 | 【第3回】 | 触診からストレッチングの流れ | 【第4回】 | IDストレッチングと触診(上肢:前半) | 【第5回】 | IDストレッチングと触診(上肢:後半) | 【第6回】 | IDストレッチングと触診(下肢:前半) | 【第7回】 | IDストレッチングと触診(下肢:後半) | 【第8回】 | IDストレッチングと触診(体幹) | 【第9回】 | 中間実技試験とまとめ | 【第10回】 | PNF(基本理論) | 【第11回】 | PNF(上肢パターン) | 【第12回】 | PNF(下肢パターン) | 【第13回】 | PNF(体幹パターン) | 【第14回】 | PNFの実践活用 | 【第15回】 | 期末実技試験とまとめ | 【第16回】 | 柔整手技療法の基礎知識 | 【第17回】 | 柔整手技療法の臨床応用 | 【第18回】 | 按摩の基本手技と実際 | 【第19回】 | 指圧の基本手技と実際 | 【第20回】 | マッサージの基本手技と実際 | 【第21回】 | 柔整手技療法の基本手技①筋編 | 【第22回】 | 柔整手技療法の基本手技②関節編 | 【第23回】 | 柔整手技療法の基本手技③脈管系、神経系編 | 【第24回】 | 柔整手技療法実践①体幹編(頸背部) | 【第25回】 | 柔整手技療法実践②体幹編(腰殿部) | 【第26回】 | 柔整手技療法実践③上肢編 | 【第27回】 | 柔整手技療法実践④下肢編 | 【第28回】 | 柔整手技療法実践⑤総合編(前半) | 【第29回】 | 柔整手技療法実践⑥総合編(後半) | 【第30回】 | 実技試験とまとめ |
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