Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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社会科・地理歴史科教育法Ⅱ(Method of Geography and History EducationⅡ) 古家 正暢
3年 後期 教職課程関係科目 2単位
【地域・後期】 18-1-1179-4886

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

〇社会科・地理歴史科の到達目標・教材研究・資料収集・学習方法・評価方法等について受講生と共に学んでいく。「なぜ社会科教師をめざすのか」という根源的な問いに答えることのできる素養を身につける。
〇授業の形態としては、講義・学習指導案検討会・模擬授業・研究協議会など、受講生の参画によって構成されるアクティブラーニングをめざす。

2.
授業の到達目標

〇変化の激しい現代を担う社会科教師をめざすために必要不可欠な基礎的な知識・概念・スキルを習得する。
〇「社会・地理歴史科教育法1」の基礎の上に、学習指導案検討会・模擬授業を通して、授業構成力・実践力を培い、自力で学習指導案を書き上げる力を身につける。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

〇リフレクションペーパー(出席と学びの証)  〇学習指導案の作成状況  〇模擬授業の実践力
〇研究協議会での発言等により総合的に評価する。
具体的には、模擬授業の実践力(35%)
      学習指導案の作成状況(35%)
      質疑や応答といった参加姿勢(15%)
      リフレクションペーパー(15%)

4.
教科書・参考書

〇各自、学習指導案作成に必要な書籍を購読する。

5.
準備学修の内容・必要な時間

〇現代社会の課題(地理・歴史)に関する資料(書籍・新聞記事・映像・史料等)収集に努める。
〇社会科・地理歴史科教育法Ⅰで構想した学習指導案を模擬授業ができるまでに完成度を高める。
*学習材研究の時間は〇時間と限定することはできない。(自分が納得できるまで努力する気迫が必要)

6.
その他履修上の注意事項

〇社会科・地理歴史科教育法Ⅰの基礎の上に模擬授業ができるよう夏季休業中に学習指導案の完成をめざす。
〇毎授業終了時に「リフレクションペーパー(出席と学びの証)」を配布する。
 漢字一文字で授業を総括し、なぜ、その漢字を選択したのかの理由をしっかりと書く。

7.
授業内容

【第1回】
学習指導案作成の進捗状況の確認・質疑応答
【第2回】
教育実習生の授業を視聴しての意見交換
【第3回】
学習指導案検討会(地理) Ⅰ
【第4回】
学習指導案検討会(地理) Ⅱ
【第5回】
模擬授業と研究協議会(地理) Ⅰ
【第6回】
模擬授業と研究協議会(地理) Ⅱ
【第7回】
模擬授業と研究協議会(地理) Ⅲ
【第8回】
学習指導案検討会(歴史) Ⅰ
【第9回】
学習指導案検討会(歴史) Ⅱ
【第10回】
模擬授業と研究協議会(歴史) Ⅰ 
【第11回】
模擬授業と研究協議会(歴史) Ⅱ
【第12回】
模擬授業と研究協議会(歴史) Ⅲ
【第13回】
模擬授業と研究協議会を終えての省察・自己評価・相互評価
【第14回】
これからの社会科授業づくりの展望 改訂「学習指導案」の相互評価
【第15回】
総括・評価 「なぜ社会科教師をめざすのか」への回答