Web Syllabus(講義概要)

平成30年度

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特別活動の指導法(Study of Extra-Curricular Activities) 古家 正暢
3年 後期 教職課程関係科目 2単位
【地域・後期】 18-1-1181-4886

1.
授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連

〇学校教育における特別活動の意義・学級活動の指導方法・生徒会活動の指導方法、学校行事の指導法について学ぶ。
〇特別活動の範疇ではないが、現在話題となっている部活動についても扱うこととする。
〇「総合的な学習の時間」について、教育課程の中における位置づけや性格を明らかにする。
〇授業担当者の総合学習実践を振り返りながら、総合学習のあるべき姿をイメージできるようにする。
〇授業形態としては、講義形式のほか、スピーチ・ディスカッションなど、受講生との対話によって構成されるアクティブラーニングをめざす。

2.
授業の到達目標

〇特別活動および総合学習の意義・目的を理解するとともに、具体的な活動について理解する力を身につける。
〇特別活動および総合学習における教師の役割・留意点について考察する力を身につける。

3.
成績評価の方法および基準・フィードバック方法

〇授業への取り組み(発言等) 〇リフレクションペーパー(出席と学びの証)等により総合的に評価する。
 具体的には、質疑や態度といった授業への参加姿勢(40%) リフレクションペーパー(30%)
 「私の考える学級・ホームルーム活動」(30%)

4.
教科書・参考書

〇内田良『ブラック部活動』東洋館出版

5.
準備学修の内容・必要な時間

〇現代社会の課題(特に教育)に関する情報をネットはもちろん新聞等の活字から収集するよう努力する。
*毎日、最低30分は新聞に目を通す。

6.
その他履修上の注意事項

〇授業では、聴くことはもちろん自分の考え・意見をハッキリと発言できるようにする。
〇毎授業終了時に「リフレクションペーパー(出席と学びの証)」を配布する。
 漢字一文字で授業を総括し、なぜ、その漢字を選択したのかの理由をしっかりと書く。
〇最終授業で「私の考える学級・ホームルーム活動」をしっかりと書けるよう教職への理解を深める。

7.
授業内容

【第1回】
オリエンテーション 「特別活動って…何だろう」
【第2回】
特別活動の概念・目的
【第3回】
【学級活動Ⅰ】朝の学級・ホームルーム活動「新聞1分間スピーチ」
【第4回】
【学級活動Ⅱ】「学級通信」発行によるクラスづくり
【第5回】
【学級活動Ⅲ】教育相談活動
【第6回】
【学級活動Ⅳ】ディスカッション「茶髪・ピアスは許されるか…」
【第7回】
【学校行事】学年創作劇に挑戦する
【第8回】
【生徒会活動】青少年赤十字活動 献血 ボランティア
【第9回】
【部活動】意義・実態・課題「ブラック部活動」 
【第10回】
【総合学習Ⅰ】「バケツ稲」から「あきない体験」へ
【第11回】
【総合学習Ⅱ】起業「高校生企業 おだづもっこ」
【第12回】
【総合学習Ⅲ】Hiroshima修学旅行 事前・事後指導
【第13回】
【総合学習Ⅳ】沖縄Fieldwork 事前・事後指導
【第14回】
【総合学習Ⅴ】総合学習総括としての「学習新聞づくり」
【第15回】
【総括】自己評価+「私の考える学級・ホームルーム活動」