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授業の概要(ねらい)・ディプロマポリシーとの関連 |
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検査・測定と評価とは、スポーツ傷害の予防や応急処置、また外傷発生から競技に戻るためのアスレティックリハビリテーション、競技者のコンディショニングなどトレーナーとして業務を遂行するに先立ち、対象者の状態を的確に把握するためのプロセスのことです。どのような処置をするにもプログラムを立案するためにも事前準備として正確な情報を収集することが必要です。そこで、本授業ではアスレティックトレーナーとして情報収集する際に必要な検査、測定と評価について講義と実習形式で実施していきます。
この授業では、DP1、2、3に関連したスポーツ医科学の知識、技術、態度を修得する。
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授業の到達目標 |
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1)アスレティックトレーナーによる検査、測定と評価の目的、意義及びその役割を説明できる。 2)身体の検査・測定の具体的な方法について、目的と意義を理解し、各項目の説明と実技ができる。 3)検査・測定で得られたデータを正しく解釈し、活用することができる。
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3. |
成績評価の方法および基準・フィードバック方法 |
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平常点(授業への参加度合、測定実習)10%、測定実技試験30%、定期試験60%
授業内で、必要に応じてフィードバックを行う。
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教科書・参考書 |
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必要に応じて資料を配布します。 ・公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト➄検査・測定と評価 (財団法人 日本体育協会:文光堂2,800円)
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準備学修の内容・必要な時間 |
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指定したテキストの次回授業が当てはまる箇所を事前に読んで予習しておいてください。1回の授業あたり30分程度の予習と1時間程度の復習が必要となります。
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その他履修上の注意事項 |
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・実習の授業はジャージや短パン、Tシャツなど動きやすい服を着用してください。準備していなかった場合には、怪我の危険性を考え授業への参加を認めないこともあります。
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授業内容 |
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【第1回】 | 検査、測定と評価の概論 | 【第2回】 | 機能評価に必要な検査測定 | 【第3回】 | 姿勢の観察と評価 | 【第4回】 | 身体アライメントの計測 | 【第5回】 | 筋委縮の計測 | 【第6回】 | 関節弛緩性の検査 | 【第7回】 | 関節可動域の測定 | 【第8回】 | 筋タイトネスの測定 | 【第9回】 | 徒手筋力検査 | 【第10回】 | 機器を用いた筋力測定 | 【第11回】 | 検査と測定方法 総合シミュレーション実習(関節弛緩性と関節可動域) | 【第12回】 | 検査と測定方法 総合シミュレーション実習(筋タイトネスと徒手筋力検査) | 【第13回】 | 測定実技試験 | 【第14回】 | 身体組成の測定 | 【第15回】 | 試験とまとめ |
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